旅行記5日目 大館アメッコ市 / 東北リベンジ~旅は、何かを変える~ - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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東北リベンジ~旅は、何かを変える~(平成27年2月11~16日)

5日目(平成27.2.15) 2/5ページ「大館アメッコ市」

大館 冬の風物詩

大滝温泉から2駅。終点の一つ前の東大館駅まで乗車。

車内は座席が大体埋まっていて、短い乗車であることもあって車端部のロングシートに座って移動。

大館の中心部に最も近い東大館で下車。大半が降りると思っていましたが、実際には過半数が終点まで乗っていたようです。

さて、大館に来た目的ですが、「大館アメッコ市」というイベントです。

大館アメッコ市とは、毎年2月に開催される冬の風物詩といえるイベントです。大館では、「この日にアメをなめると風邪をひかない」という言い伝えがあるので、数多の出店が腕を振るって作ってきたアメ(ここで言うアメとは「日本の」アメ)を販売します。古くは安土桃山時代、天正の頃から続いている伝統行事であり、以前から注目していたんです。

この旅行記のはじめに記した通り、この旅行の出発点は「大館に行きたい」でした。大館には様々な見所がありますが、その中でもボクはこのアメッコ市に興味を惹かれており、どうしても行ってみたかったんです。

したがって、それに合わせるべく2月に旅行を行い、土日祝しか運行されない三陸鉄道のこたつ列車と両立させるべく、半日あまりで本州の2/3以上を横断するという移動を行ったんです。道中でこの「今日は三陸、明日は大館」という旅程を示すたびにドン引きされましたよ、ええ……。

ともあれ、2年前の大館駅1番線での出来事以来の目的地であった大館の訪問と、大館で最も熱い(とボクが思っている)イベントに行くという願望が、この日叶いました。

いざ、アメッコ市の会場へ

アメッコ市の会場は、大町の商店街。駅から歩いて数分です。

道中、至るところにアメッコ市ののぼりが立っていて、祭りだなあ、と気分が高まりました。

しばらく歩くと、商店街に到着。会場は車両の通行が禁止されており、歩行者天国になっています。

会場に入ると、いきなり人混みがあります。見ると特設の神社があったので、お参り。

では、会場を北に向かって歩いていきます。道にはたくさんの出店があって、色々な種類、色々な味のアメを売っていました。あちこち物色したり、気に入ったアメを買ったりしつつ進んでいきました。

アメッコ市のシンボルともいえるのが、赤いミズキの枝アメ。枝にアメが付けてあるものが、至るところに咲いていました。遅い桜を待ちかねた、と言わんばかりに、会場を彩っていました。

その枝アメの小さいヤツを屋台で購入。その他にも色々なアメを買っていまして、総額にしたら2000円近く買っていました。寒い中を歩いて風邪をひいてはいけないので、そのアメの一部を食べながら歩きます。あるいは、「風邪ひかないように食べていきなさい」と言われて、出店の人にアメの試食をもらっていました。

その他には、大館の銘菓「煉屋バナナ」のお店も屋台を出していたので、その煉屋バナナをお土産に買ったり、「アメならなんでもいいだろ」と言ってリンゴアメを食らったりしていました。

ところで、屋台の中には「北海道新幹線期成云々」とか、「札幌の味・じゃがバター」とか、地元を連想させる屋台があって、現実に引き戻された気分が若干しました。

様々なイベント・食事を楽しむ

アメッコ市と言えば、アメだけではありません。色々なイベントが行われ、屋台では大館はじめ東北各地の名物を食べることができます。

しばらくアメを買ったりして楽しんでいると、まずは「白ひげ大神巡行」が行われます。

アメッコ市にまつわる伝承があります。ひとつは「白ひげ大神」の話。山の守り神である白ひげ大神は毎年お忍びでアメを買いに街に下りてきて、その帰り道に足跡を隠すべく吹雪を起こす、というもの。したがってアメッコ市の時は吹雪になることもままあるとのことで、現にボクがいた時も、時々天気が崩れました。

もうひとつは「飴っ子おこう」。清らかな心を持つ少女の言い伝えです。大館を中心に活動するミュージシャンのダックスムーンさんの曲で、アメッコ市のテーマソングである「おこう物語」に歌われています。

これらの言い伝えに関連するイベントが、白ひげ大神巡行なんです。お囃子がかっこよかったのが印象的でした。

続いて、「からみアメ」。アメッコ市の名物のひとつで、道行く人の口に水飴を捩じ込んでいくというものです。ただし各開催日の1回目は、こっちから並んで貰いにいくので、コレジャナイ感がします。

「秋田犬パレード」は、その名の通り秋田犬と触れあえるイベントで、県外の人にとっては貴重な機会といえるでしょう。ただ、ボクは動物が苦手でして、特に犬はあまり好きではなく、多少撮影しただけ。

お次は屋台へ。大館の名物「かやぎ(「かやき」でも可?)」をいただきました。

特産の比内地鶏や種々の野菜を使った逸品です。昼食を兼ねて食べるので、うどん入りで頼みました。

さらに、三陸名物の「久慈まめぶ汁」も。前日にまめぶ汁をスルーしたのは、ここで食べるつもりだったからです。屋台の人、なみなみと汁を注ぐもんですから、テーブルまで運ぶ途中でこぼして、熱いのなんのって。ボクが大荷物で来たのを見てサービスして下さったのかも知れませんが、お陰で……いや、言うまい。味は勿論美味の一言。

寒い中、こういう熱々の汁物をすするのはいいものです。

その後、先述のダックスムーンのコンサートも行きました。

鉄道ファンの方なら、大館駅の発車メロディの「ハチ公物語」「きりたんぽ物語」を知っている方もいらっしゃるかと思いますが、この2曲もダックスムーンの曲です。

ボクも「ハチ公物語」を聞いてダックスムーンを知って、YouTubeにあった物語三部作(前述の「物語」を曲名に含む3曲)は知っていたのですが、他は知りませんでした。コンサートで色々曲を聴いて、やっぱりいいなあ、と思いました。

で、座って聴いていたワケですが、ここは秋田の内陸・大館。じっとしていると体が芯から凍えてくるワケです。ダックスムーンさんにも「聴いてるうちに寒くなってくるので体を動かすのに……」と手拍子を催促されましたが、「札幌の人間をなめるな」と無駄な反骨心を抱いておりましたところ、案の定体が震えだしまして(多少の手拍子では温まらず)……。というか、よく考えたらぼかぁ寒がりなんですよ(道民にはよくあること。暖房が効いた室内に慣れてるので案外寒がり)

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