旅行記5日目 花輪線で大滝温泉へ / 東北リベンジ~旅は、何かを変える~ - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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東北リベンジ~旅は、何かを変える~(平成27年2月11~16日)

5日目(平成27.2.15) 1/5ページ「花輪線で大滝温泉へ」

本日の行程

移動手段乗車(移動開始)出発時刻下車(到着地点)到着時刻車両
花輪線普通1925D盛岡5:41大滝温泉8:13キハ112-115(2両編成・2両目)
花輪線普通1927D大滝温泉9:39東大館9:52キハ111-114(2両編成・2両目)
徒歩(イベントなどを満喫しつつ)東大館9:55頃大館16:40頃-
奥羽本線普通675M 代行バス大館17:30頃弘前18:55頃-
徒歩(宿に寄ってから向かう)弘前19:00頃中央弘前20:20頃-
弘南鉄道大鰐線普通38レ中央弘前20:30大鰐20:587039(2両編成・1両目)
弘南鉄道大鰐線普通39レ大鰐21:30中央弘前21:587040(2両編成・1両目)

再びの苦境の中、花輪線で発つ

2月15日、午前5時半前。盛岡駅付近。始発列車に乗るべく、ボクは地下通路を通って駅に向かっていました。

この日の調子は絶不調。起きてすぐに、頭痛を覚えているのに気付きました。疲労や前日の食べ過ぎが祟ったのでしょう。また、前日までは起きる時間の前に目が覚めていましたが、この日は旅行中初めてアラームの力を借りることになりました。疲労が身体に蓄積されていたのがわかります。

また、この日はまたしても荒天が予想されており、予定通りに動ける保障もありませんでした。

この日は、JRの駅ではなく、IGRいわて銀河鉄道の駅へ。JRの駅は大きいですが、IGRの改札口はかなりこぢんまりとした感じ。そこで、改札が始まるのを待ちます。

乗るのは、JR花輪線の大館行き始発列車。好摩までIGR線を走るので、IGRのホームから発車します。JRの路線に乗るのに第三セクターの駅舎で待つというのは違和感ありありですが、それはそれでおもしろいものです。

次なる目的地は、秋田県は大館。不調や悪天候という状況の中、幾多のリスクを覚悟の上で、山を越えての移動に臨みます。

程なく、改札が開始。有人改札を抜けると、すぐにホームです。0番線に、既に大館行きが停車していました。車両はキハ110系2両編成です。

列車は定刻に発車。好摩までは電化区間。IGR線の電車はワンマンですが、花輪線の列車の車掌は全区間で乗務します。ところで、車掌が車内巡回中に停車した厨川では、車掌さんなんと運転室でドア扱いやってました。「中間ドア扱い」ならぬ「先頭ドア扱い」とは驚きました。

しばし盛岡近郊を駅に頻繁に停車しつつゆっくり走ります。この日は日曜日。街で遊んでいた人などを各駅で降ろしながら、分岐駅の好摩へと近づいていきます。夜遊び組は概ね滝沢までで降車。残るわずかな乗客が花輪線に直通しました。

好摩から、その花輪線に入ります。非電化のローカル線です。ここからがこの列車の本番といったところです。

八幡平の麓を走る

いよいよ花輪線。八幡平をはじめとする山々の間を縫って走っていきます。2日前の山田線ではかなりゆっくりと走っていましたが、この列車はそれなりに速度が出ていました。

しばらくすると、案の定吹雪になりました。車窓も雪が積もって白いので、まさに一面の銀世界という感じに。

ここでまだ朝早いですが、おやつを食べました。前日に三陸鉄道の宮古駅で買った、三陸鉄道の「赤字せんべい」です。会社の経営状況を自虐的なネタにしたお菓子ということで、銚子電鉄のぬれせんべいに通じるものがありますね。本当はお土産にするつもりでしたが、賞味期限の問題で道中のおやつとなりました。お味はというと、ほんのり甘く、疲れを癒してくれるような風味でした。

途中の北森駅はこの翌月に八幡平市の新しい市役所の隣に移転したとのことで、このとき既に新駅舎の工事はだいぶ終わっていたはずですが、ボクは気付いていませんでした。知らなかったので、窓を注視していなかったものと思われます。

安比高原駅で数名の降車がありました。場所柄、スキーヤーでしょうか。わかりませんが、このような吹雪の中で大したものだな、と思いました。

……非常にどうでもいいことで話の腰を折りますけども、その次の「赤坂田」駅が「あかさたな」に聞こえましてですねぇ……。

さて、車窓は銀世界が続きますが、ところどころにしっかりと町があります。山の中というよりは山村といった感じの車窓です。このような山地でも、しっかりと生活が根付いているようです。

……と、車窓を見ているうちに、いつの間にか自分が乗っていた車両には乗客が誰もいなくなっていました。もう一両にはいたので、完全に1人になったワケではありませんでしたがね。この列車で大館に向かう乗客がそれなりにいると思っていたのですが、ほぼゼロとは驚きました。

秋田県に入る頃には、時折吹雪が収まるようになり、薄雲を通してではありますが日が注ぐ時間帯もありました。

さて、花輪線は十和田南駅で方向を転換する線形になっており、そこで数分の停車時間があります。一旦列車を降り、駅舎を眺めます。いかにも国鉄風の駅舎がチャームポイント。

方向を変えて大館へ向けて再出発。鹿角花輪から先では、時々短区間の利用客が乗ってきました。

山や川の織り成す景色はなかなかいいと思いましたが、北上線や山田線でも同様だったので、正直飽きていました……。冬でなかったら、それぞれの特色がわかったかも知れませんが、冬だと(山田線の川井以東を除き)どこも雪景色ですからね……。

大滝温泉に寄り道

さて、終点の3つ手前、大滝温泉で下車。大館に行く前に(ってかここも大館市内ですが)寄り道です。駅名にもなっている大滝温泉で朝風呂です。

駅を出て右に歩いていきます。それなりの集落ですが、日曜の朝とあっては静かそのもの。雪も音もなく降っていて、水を打ったような、というほどではないですが静寂に包まれていました。

雪がかなり積もっており、歩道は一部が埋まり、大館市の除雪車が除雪をしていました。それはもう結構な雪で、札幌にいるのと何ら変わらないような気分で歩いていました。

歩き始めて10分強くらいでしょうか。温泉施設の「湯夢湯夢(とむとむ)の湯」に到着。ここで朝風呂です。

建物はコンクリート打ちっぱなしの無機質な感じですが、温泉は気持ちよかったです。他には地元の方らしき人が若干名いました。

露天風呂もあって、寒いですが少し入りました。外の冷気と温泉の熱さが自分にとってちょうどいい感じ。しばし、雪見風呂の風情を楽しみました。しかもちょうど薄曇りになって日光が注ぎ、お湯がその光にきらめいていまして、なお風情がありました。

ただ、内湯の一番熱い湯船には熱くて入れず。

温泉のおかげで、だいぶ気分がよくなった感じです。頭痛も幾分かおさまりました。

のぼせてしまう前に、お湯からあがります。

次の列車まで時間があり、温泉にゆっくり浸かって、ゆっくり歩いて駅に戻っても、まだ時間に余裕がありました。駅舎でしばし列車待ちです。

駅舎はこぢんまりとした木造の建物で、居心地はなかなか。しばらくすると、地元利用客と思われる方がポツポツと見えるように。最終的に10名程度が来ました。しっかりと地元利用のある駅のようです。

さて、再び大館行きに乗って、今度は大館の市街地へ。

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