旅行記3日目 ほっとゆだ / 東北リベンジ~旅は、何かを変える~ - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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東北リベンジ~旅は、何かを変える~(平成27年2月11~16日)

3日目(平成27.2.13) 2/5ページ「ほっとゆだ」

ほっとゆだ

ほっとゆだ駅に到着したボクは、学生に交じって改札を抜けます。前日に高城町で下車した時と同じような感覚です。

さて、それでは温泉「ほっとゆだ」に入浴です。これが目的で、北上線に乗ってきたんです。

ご存知のように、ほっとゆだは駅と一体になっているユニークな温泉施設で、浴室には乗り遅れ防止のために、あとどれくらいで列車が来るかの目安としての信号機があります。

お風呂の前に、駅舎を写真におさめようと外に出たのですが、先ほど車内で見たのと同様に吹雪いていました。ボクは札幌の人間なので、多少の雪では何とも思いませんが、こう吹雪かれるとなかなかキツイものがあります。

それでは入浴。入浴代金の支払いと同時に売店で買った記念タオルを持って浴室へ。タオルは持参していますが、温泉に行くとついついこういうタオルを買っちゃいます。で、ただしまっておくのももったいないから、こうして使うワケです。

のぼせやすいので、昨年の函館旅行と同様、直前に水をタップリ飲んだ上で入ります。浴槽では最初に足だけ浸かって、十分体を温めたところで全身で浸かります。そして、長時間全身浴はせず、時々上半身を湯から出します。浴室には3つの湯船があり、それぞれ熱さが違いましたが、そのうちの熱さ「ふつう」に浸かってものぼせずに済みました。

先ほど、浴室に信号機があるという話をしました。詳しく説明しますと、3灯式の信号で、列車が来る45分前になると青信号が灯り、30分前になると黄、15分前には赤に変わります。黄信号になったら湯船を出ようと思って待っていたら、信号が消えちゃいました。黄色のランプが切れていたのでしょうか。

いい湯でした。さて、それでは再び移動開始……と行きたかったのですが、ここで残念なお知らせが舞い込みます。

この後盛岡に戻るのですが、戻る列車が遅れるとアナウンスされたのです。その列車は定時でほっとゆだに着いたのですが、対向列車が吹雪のため減速運転を行った関係で遅れており、そのせいで発車が遅れるというのです。先ほどお風呂で信号が消えたのは、もしかするとこのためだったのかもしれません。

……といっても、遅れはこの時点で10分程度。仮に乗る列車が同様の徐行をしても、北上着は悪くてもせいぜい20~30分遅れ。その先の予定に影響はないだろう、ということで一安心。

来た道を戻る

8時15分ころ。既に乗る列車は来ているので、車内で対向列車の到着を待ちます。吹雪のホームに停まるキハ100を、構内踏切から見ると、なんか風情を感じました。

対向は案外すぐ到着。ほっとゆだの発車は6分の遅れで済みました。

相変わらずの吹雪に加え、車窓は先述の通り一面の銀世界。というワケで、やっぱりまっしろけなんです。こうなってはもう車窓はどうでもいいというモードに入っちゃうので、他のことをして過ごしていました。

この列車は特に減速運転をせず、むしろ快調に飛ばして遅れを回復。結局北上は1分ほどの延着で済みました。心配無用でしたな。

同じホーム(と言っていいのかなあ)には盛岡方面の列車が停まっていましたが、すぐに乗り換えず、数十分ほど駅で待機。待合室では駅そばを食べている人が複数名いて、風情あるなあ、と思いながら過ごしていました。まあ駅そば屋を運営しているのが日本レストランエンタプライズさんなので、垢抜けた感は漂いますが。

1本後の盛岡行きに乗りますが、2駅先の花巻駅で下車。

北上で列車を1本見送って、花巻に立ち寄る。これは、乗ってみたい列車があったからです。

その列車は、快速はまゆり2号。

はまゆりの気配もない頃に

快速はまゆりは、盛岡と釜石の間を花巻経由で走る列車です。

もとは急行陸中という列車でしたが、分割・格下げされて現在に至ります。

この列車、ローカル線の列車とあって、単行か良くて2両編成かと思っていたんですが、実のところ3両編成で、しかもうち1両は指定席連結という形態です。バスよりも圧倒的に速く、新幹線にも接続するとあっては、そりゃ元気なワケです。

そういう事実を知って、俄然興味が出てきたんです。だから、東北本線内だけでいいから乗ってみよう、となったんです。

で……やってしまいました。指定席です。

エアポート以外の快速の指定席には乗ったことがないこともあって、uシートに乗るような感覚で取っちゃいました。ちなみに、先ほどほっとゆだで取ってました。

というわけで、この快速はまゆり2号に乗ってみます。天候の影響で釜石線に少々遅れが出ており、到着が数分遅れました。

花巻から乗る人も結構います。はまゆりは盛岡~釜石の都市間輸送だけでなく、盛岡~花巻の輸送も担っているのですね。……さすがに指定席の乗車口で待っていたのはボク一人でしたが。

車内に入ります。指定席車両はガラガラ。わざわざ指定席をくっつけているくらいだから健闘しているのかと思いきや、スカスカでした。だいたい新花巻で降りちゃうんでしょうかね。

列車は花巻で進行方向を変えます。そのせいで座席の向きが反対ですが、ボクは気にしないので大丈夫。

現在ではほとんど各駅停車しかない盛岡付近の東北本線で、通過駅がある。なんか、これだけで気分がいいです。加えて、座席に特急車両やuシートなどにもあるテーブルが付いていました。優越感。

せっかくの指定席ですし、飲み食いを楽しみます。前日に買った「バターどら焼」。前日に食べた黒砂糖まんじゅうと同じ玉澤総本店のどら焼きです。あんも生地もおいしかったです。

そうこうしているうちに、盛岡に到着(3回目)。

前日からこの日にかけて、北上~盛岡間を1.5往復!

山田線への挑戦

さてこの後ですが、三陸は宮古に移動します。移動手段は、2ページ前で解説したJR山田線。

この山田線に乗車するのには、少々覚悟が必要でした。前日乗った上米内までの区間であればまだいいのですが、その先は山の中に入っていきます。加えて、山田線は本数の少ないローカル線です。天候の悪い日に行くのはリスクがあります。

盛岡~宮古間には、他に106急行バスという移動手段があります。山田線を選択しなければならないという話ではありません。

しかし、乗る予定の列車は盛岡を定時で出る見込みであると聞いて、ボクは乗るという決断をしてしまいました。「山田線に乗ってみたい」という乗り鉄としての欲求が、ボクに躊躇を許さなかったのです。

かくして、ボクは「ローカル線 東の横綱」山田線の門を叩きました。

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