路線ガイド:札幌市営地下鉄東西線(宮の沢~大通~新さっぽろ) / 札幌アーバン鉄道大全
※情報更新作業が追いついていないため、掲載の情報は令和元年(2019年)9月現在のものとなっております。
札幌市営地下鉄東西線は、札幌の中心部と、西区・白石区・厚別区の住宅街、そして副都心・新さっぽろを結ぶ路線です。北海道で一番輸送密度が高い路線です。
日中はおおむね7分に1本の列車が走ります。
運行区間・間隔
列車は、基本的に宮の沢~新さっぽろの全区間を直通運転します。
朝に1本だけ、南郷7丁目始発(6:00発)の宮の沢行きが運転されます。
基本的に、7分に1本程度の間隔で運行されます。
平日の朝・夕方は本数が増加します。夕方は5分に1本程度、朝ラッシュ時は4分に1本程度が運行されます。
早朝・深夜は本数が減り、8~10分に1本程度となります。
停車駅
各駅に停まります。
所要時間・乗車料金
※以下の表では、10月以降の運賃・料金をかっこ書きで併記しています。
区間 | 所要時間 | 乗車料金(標準・片道あたり) |
---|---|---|
大通~宮の沢 | 16分程度 | ¥290(¥290) |
大通~白石 | 8分程度 | ¥250(¥250) |
白石~新さっぽろ | 11分程度 | ¥290(¥290) |
★ 乗車料金は当該区間「のみ」に乗車する場合のものです。バス・市電との乗り継ぎは考慮していません。
車両
形式名 | 車両デビュー時期 | 編成両数 |
---|---|---|
8000形 | 平成11年 | 7両 |
Tips
東西線を使う際に、覚えておくと便利なネタをご紹介します。
乗車口番号をうまく使おう
東西線の車両は、7両編成で、1両あたり片側3か所にドアがあります。全部で21か所のドアに、前から順に1~21の番号が振られています。
たとえば、乗車口番号7は、前から3両目の車両の、一番前の乗車口です。
この番号を参考に、空いている車両や、降りる駅の改札口に近い車両に乗ると、便利に利用できます。
平日朝は「女性と子どもの安心車両」が設定されます
平日の朝9時までの時間帯は、4両目の車両(乗車口番号10~12)は「女性と子どもの安心車両」となります。
乗車できるのは、以下のいずれかに当てはまる方です。
- 女性
- 小学生以下の方(性別を問わず)
- 体の不自由な方と、それを介助する方(性別を問わず)
中学生以上の男性の方の乗車は、推奨されません。
平日の朝9時以降、および土休日・お盆・年末年始は、「女性と子どもの安心車両」が設定されません。
「安心車両」が設定されない日・時間帯は、どなたでも性別に関係なくすべての車両に乗車できます。
「エレベーター・エスカレーター・階段案内図」を活用しよう
各駅ホームには、「エレベーター・エスカレーター・階段案内図」が貼ってあります。
この図を見れば、どの車両が目的の駅の階段などに近いかが簡単にわかります。
上手に活用して、移動をスムーズにこなしましょう!
JRへの乗り換えは、大通から南北線経由が基本
東西線は、新さっぽろでJR千歳線に乗り換えできます。
ですが、基本的には大通で南北線に乗り換えて、さっぽろでJRに乗り換えた方が楽です。
菊水~ひばりが丘間の各駅から、JR千歳線の千歳方面の列車に乗り換える場合は、新さっぽろ乗り換えがベストです。
札幌中心部~新さっぽろの移動はJRで
東西線は大通と新さっぽろを直結しています。ですが、時間がかかるわりに、料金が割安というわけではありません。
札幌中心部と新さっぽろを行き来する時は、JR千歳線がおすすめです。ただし、狸小路・すすきの界隈、または西11丁目界隈からだと札幌駅が遠いので、東西線の方が楽でしょう。
路線データ
- 正式名称:東西線
- 距離:宮の沢~新さっぽろ 20.1km(営業キロ)
- 最高速度:70km/h
- 線路数:複線
- 平均駅間距離:1.12km
- 輸送密度:86,814人/日(平成29年度)
- 電化方式:直流 1500V
- 保安装置:ATO
- 開業日:宮の沢~琴似 平成11年2月25日 / 琴似~白石 昭和51年6月10日 / 白石~新さっぽろ 昭和57年3月21日
- 一日平均乗車人数トップ5の駅(平成29年度、大通駅を除く)……
- 1位:新さっぽろ 21,010人
- 2位:西18丁目 16,614人
- 3位:西11丁目 16,448人
- 4位:円山公園 15,197人
- 5位:宮の沢 14,683人