路線ガイド:札幌市営地下鉄南北線(麻生~さっぽろ~大通~真駒内) / 札幌アーバン鉄道大全
※情報更新作業が追いついていないため、掲載の情報は令和元年(2019年)9月現在のものとなっております。
札幌市営地下鉄南北線は、札幌の中心部と、北区・豊平区・南区の住宅街を結ぶ路線です。札幌駅・大通・すすきのを経由するので、札幌中心部での移動にも活用されています。
日中はおおむね7分に1本の列車が走ります。
運行区間・間隔
列車は、基本的に麻生~真駒内の全区間を直通運転します。
真駒内方面行きの列車は、平日の朝の時間帯のみ、麻生発・自衛隊前行きの列車が数本あります。真駒内に向かう場合は、乗り間違いに注意してください。
- さっぽろ8:57発
- さっぽろ9:10発
- さっぽろ9:18発
- さっぽろ9:34発
- さっぽろ9:42発
基本的に、7分に1本程度の間隔で運行されます。
平日の朝・夕方は本数が増加します。夕方は5分に1本程度、朝ラッシュ時は4分に1本程度が運行されます。
早朝・深夜は本数が減り、9~10分に1本程度となります。
停車駅
各駅に停まります。
所要時間・乗車料金
※以下の表では、10月以降の運賃・料金をかっこ書きで併記しています。
区間 | 所要時間 | 乗車料金(標準・片道あたり) |
---|---|---|
さっぽろ~麻生 | 9分程度 | ¥250(¥250) |
さっぽろ~真駒内 | 18分程度 | ¥290(¥290) |
★ 乗車料金は当該区間「のみ」に乗車する場合のものです。バス・市電との乗り継ぎは考慮していません。
車両
形式名 | 車両デビュー時期 | 編成両数 |
---|---|---|
5000形 | 平成7年 | 6両 |
Tips
南北線を使う際に、覚えておくと便利なネタをご紹介します。
【重要】急ブレーキなどにご注意ください
平成30年3月以降、乗っていて危険を感じる場面が急増しています。
具体的には以下のような事象が発生しています。
- 強いブレーキを繰り返す。
- ブレーキを緩めた直後に一気に強める。
- ブレーキを停止寸前に数段階強める。
- 強いブレーキをかけたまま、ほとんどあるいは全く緩めずに停車。
- 乗客の降車が明らかに終わっていないのにドアを閉めようとする。
立ち席でご利用の際は、列車が駅に完全に停車するまで、吊り革・手すりを絶対に放さないようご注意ください。
また、乗り降りの際には足元だけでなく、ドアの不意の開閉にもじゅうぶんご注意ください。
さっぽろ~麻生間の移動は、学園都市線のご利用もご検討ください。
乗車口番号をうまく使おう
南北線の車両は、6両編成で、1両あたり片側4か所にドアがあります。全部で24か所のドアに、前から順に1~24の番号が振られています。
たとえば、乗車口番号14は、前から4両目の車両の、前から2つ目の乗車口です。
この番号を参考に、空いている車両や、降りる駅の改札口に近い車両に乗ると、便利に利用できます。
平日朝は「女性と子どもの安心車両」が設定されます
平日の朝9時までの時間帯は、真駒内行きの先頭車(乗車口番号1~4)と、麻生行きの最後尾車両(乗車口番号21~24)は「女性と子どもの安心車両」となります。
乗車できるのは、以下のいずれかに当てはまる方です。
- 女性
- 小学生以下の方(性別を問わず)
- 体の不自由な方と、それを介助する方(性別を問わず)
中学生以上の男性の方の乗車は、推奨されません。
平日の朝9時以降、および土休日・お盆・年末年始は、「女性と子どもの安心車両」が設定されません。
「安心車両」が設定されない日・時間帯は、どなたでも性別に関係なくすべての車両に乗車できます。
「エレベーター・エスカレーター・階段案内図」を活用しよう
各駅ホームには、「エレベーター・エスカレーター・階段案内図」が貼ってあります。
この図を見れば、どの車両が目的の駅の階段などに近いかが簡単にわかります。
上手に活用して、移動をスムーズにこなしましょう!
さっぽろ駅での東豊線との乗り換えは、改札外乗り換えです
さっぽろ駅で南北線と東豊線を乗り換える場合は、一旦改札を出て、連絡通路を通って乗り換える形になります。
ICカードで乗る場合は、どの改札機でもいいので改札を出て、30分以内に乗り換え路線の改札に入れば、「乗り換え」扱いとなり通しの料金で計算されます。30分を過ぎてしまうと、さっぽろで料金計算が区切られ、二重に料金がかかってしまうので注意してください。
紙のきっぷで乗る場合は、南改札口にある黄色い改札機から出て、同じく30分以内に乗り換え路線の改札(黄色以外の改札機でも大丈夫です)に入ればOKです。
なお、大通で他の路線と乗り換える場合は、改札内乗り換えです。改札を通らずに、通路を通って乗り換え路線のホームに向かってください。
南側の車両を使おう!
さっぽろでの乗り換えに便利な、北側の車両(真駒内行きの後ろ側の車両、麻生行きの前側の車両)が極端に混雑する傾向があります。
南側2両(真駒内行きの前から1・2両目、麻生行きの後ろから1・2両目)の乗車がおすすめです。
路線データ
- 正式名称:南北線
- 距離:麻生~真駒内 14.3km(営業キロ)
- 最高速度:70km/h
- 線路数:複線
- 平均駅間距離:0.95km
- 輸送密度:80,303人/日(平成29年度)
- 電化方式:直流 750V 第三軌条方式
- 保安装置:ATO
- 開業日:麻生~北24条 昭和53年3月16日 / 北24条~真駒内 昭和46年12月16日
- 一日平均乗車人数トップ5の駅(平成29年度、さっぽろ駅・大通駅を除く)……
- 1位:麻生 20,854人
- 2位:すすきの 17,470人
- 3位:北24条 14,470人
- 4位:真駒内 13,694人
- 5位:澄川 10,072人
- 南北線(麻生~さっぽろ~大通~真駒内)
- 東西線(宮の沢~大通~新さっぽろ)
- 東豊線(栄町~さっぽろ~大通~福住)
- 札幌市電
- 函館本線 札幌~小樽間
- 函館本線 札幌~岩見沢間
- 千歳線(札幌~新千歳空港・苫小牧)
- 学園都市線(札幌~北海道医療大学)