【平成30年7・8月】北!鉄!ニュースライナー 第2回
記事公開:平成30年9月8日
ゲニっとな(/A皿A)/
「北!鉄!ニュースライナー」、今回はその第2回です。北海道の鉄道に関するニュースをまとめてお届けし、ちょこちょこコメントを加えていきます。
今回は第1回と違って、時系列順に並べてみました。なので話題があっちに行ったりこっちに行ったりしますがご了承を。あと、6月中の話題も二つほどありますが、記事の内容を考えて、あえて今回に回しました。
それでは今回も元気で行ってみましょう。レッツビギン!
もくじ
【6月30日】「オホーツク」「大雪」の基本編成が変更
まず取り上げるのが、6月30日~7月1日の特急「オホーツク」「大雪」の基本編成変更です。最初の話題にして、2か月で最も大きな出来事ですね。
キハ183系4両編成、うち指定席2.5両、というのは変わりませんが、旧「北斗」用車両を投入し、指定席が1号車寄りに来るように変更。引退したキロハ182形に代わり、ハイデッカーグリーン車が投入されました。(詳しくは「北の特急(+α)図鑑」コーナーの札幌・旭川~北見・網走間の列車データをご覧ください。)
ただ、所定4両といっても、実際には5両編成が多く見られました。しかも、自由席増結と指定席増結の2パターンがあったのです。
編成変更からしばらくは、エンジン換装車(最後まで定期「北斗」に使われていた、機器更新でエンジンを換装した車両群)中心の編成の場合は自由席を1両増結した5両、それ以外のキハ183系の場合は所定4両での運行が多かったようです。
お盆期間はいずれの編成も自由席でなく指定席を1両増結した5両でした。
お盆以降もしばらくは自由席増結の5両編成が走っていたようですが、8月末あたりからは、エンジン換装車オンリーの所定4両編成が多く見られるようになりました。
一体なぜか。まず、お盆期間に指定席が増結されたのは、当然ながら増加する指定席需要をさばくためと考えられます。例年お盆期間は増結していますからね。
では、指定席増結の必要がない時期まで、なぜ自由席を増結していたのか。これは、編成変更に伴って「様子見」が必要になったからでしょう。
エンジン換装車は、換装後に旭川・北見方面に乗り入れた実績がありませんでした。今までと同じキハ183系とはいえ、足回りは大幅に変わっているので、運転的には新しい車両を入れるようなものです。そのために、何らかの不安要素が生まれてしまったのでしょう。
3~6月に試運転が行われていたようですが、その中で不安要素を排除できず、ひとまず様子見として5両での運行としたと考えられます。
編成が長い方が、いざと言うときに対応が楽になります。
たとえば、編成のうち1両の動力が使えなくなっても、3M1Tと4M1Tでは当然後者の方が運転がラクです。勾配区間ならなおさらです。
で、実戦投入から約2か月となり、問題なく運行できるとわかったので、4両編成という本来の姿になった、というところでしょう。
7月からは、最高速度110km/hの車両は「オホーツク」「大雪」には入らなくなったようです。札幌~旭川間では最高速度を10km/h上げられるようになり、速度種別も110km/h車が編成に入らない前提で設定できるので、多少のスピードアップが可能になりました。
でも、今回はダイヤは変わりませんでした。速度種別もたぶんそのまま。
ただ、来年のダイヤ改正からスピードアップする可能性は残されているので、次回改正では石北本線に注目です。
で、せっかく旧「北斗」用車両が入ったのに、実はグレードアップ座席ではない車両が引き続き指定席に充当されているようなんです。
これは、エンジン換装車8両が函館に残っているため、グレードアップ座席車の数が確保できないからだと思います。
「オホーツク」「大雪」の運用は1日に3つ。多客期の指定席増結を考えると、指定席をすべてグレードアップ座席にしたければ、エンジン換装車かつグレードアップ座席の中間車は7両は必要です。
しかし、10両のうち3両が函館に残っている現状、増結を考えるとカツカツです。
これでは指定席がグレードアップ座席であるという保証ができないので、現在はあえて他の車両に伍して使い、走行キロを調整しているんじゃないかと。
先日予想した通り、来年には函館の8両が札幌に移ると思われます。そうなれば予備車が確保できるため、指定席がすべてグレードアップ座席になる可能性があります。
キハ283系の臨時北斗だって指定席全部グレードアップなんだから、早くグレードアップ統一してほしい……。
関連して、苗穂所属のキハ183系中間車が方向転換しました。
理由はいろいろ考えられます。他サイト様のご意見も参考にしつつ、まとめてみました。
- 1号車の乗客が、2号車グリーン車の客室を通らずに2号車のトイレに行けるようになる。
- 半室指定席の車両では、荷物置場のある方を指定席にできる。
- 半室指定席の車両ではドアが自由席側に来るので、指定席乗車口から乗って自由席に座るというマナーの悪い乗客の対策になる。
- 2号車の車掌室が札幌方に来るので、遠軽に向かう時に車掌室の位置が前過ぎることがない。
【6月30日】快速ふらの・びえい号 新登場!
6月30日にはもう一つニュースがありました。快速「ふらの・びえい号」のデビューです。キハ183系3両編成で、8月12日まで運行されました。
先述のオホーツク・大雪新編成ともども、デビュー早々に豪雨で運休を余儀なくされる不吉なスタートでしたが、その後雨などを除いては特に大きな異常はなかったようです。
富良野・美瑛ノロッコはナハ29000形引退の影響で増結が不可能となり、時期によっては輸送力が足りなくなるようです。ふらの・びえい号は、特に込み合うノロッコ1・2号の後追いで走る列車として、輸送力を補う役割が期待されていました。
プラス、本数増加による利便性アップ、および旭川直通により、需要の掘り起こしも狙っていたんかなと。
……どうでもいいことですが、ネット某所で「えびのふらい号」って書いてあるのをみて思わず吹き出してしまいました。確かに並べ替えたらそうなる……。ウチナー エビフライー
期待を一身に背負って(?)デビューしたえび……もとい、ふらの・びえい号。しかしてその実態は……。
ラベンダー観光客が増える7月3連休に富良野沿線を訪れ(地味に旅行記のネタバレ……)、短い区間(なかふ→かみふ)ですが実際に乗ってみました。
ところがどっこい、車内は空席の山また山。1両に多くて10人程度という有様。
また、ネット上の書き込みなどを見る限り、この時乗った列車だけが空いていたというわけではないようです。
じゃあラベンダー観光客が少ないかというと、そんなことは全くありません。同じ日に富良野線の728D(富良野9:58発、旭川行き)に乗車したのですが、フラノラベンダーエクスプレスからの乗客(ボクもその一人)を受けて混雑し、キハ40形+キハ150形の2両編成の車内は通路までビッシリ埋まる大盛況でした。
ちなみに、その翌日(連休明けの平日)も混雑。しかもラベンダー畑通過で観光客が困惑するオマケ付き。思わず心の中でこう叫びました。
「JR北、このバカ野郎!!」
要するに、「車両が逆だろう!?」と。
728Dや、午後の富良野行き733Dなど、ノロッコが走らない時間帯を中心に普通列車も観光客で混雑します。
なので、来年のラベンダーシーズンからはふらの・びえい号でなく定期の普通列車の一部にキハ183系を使った方がいいと思います。車掌が必要になるなどの問題はありますが、優駿浪漫号の前例もあるので実現はじゅうぶん可能です。
運用としては、725D(旭川7:40発)・728D(前掲)・729D(旭川11:33発)・732D(富良野13:38発)・733D(旭川15:33発)・736D(富良野16:55発)の計3往復とすると、効果が高いと思います。
その分運用に余裕が出たキハ150形・キハ40形で2両編成を組んで「ふらの・びえい号」に使えば、需要の低いふらの・びえい号は輸送力を削減できます。
他にも改善の余地はあちこちにあると思うので、来シーズンの運行に期待したいですね。
【7月上旬】キハ261系1000番台に新番台区分が登場
キハ183系を置き換えるべく、キハ261系1000番台の製造が続いていますが、ネット情報によれば新形式・キハ260形1400番台が登場したとのことです。
1400番台を含むキハ261系8両が、8月27日に出場、甲種輸送されました。動画サイトに甲種輸送時の映像がたくさんうpされており、それで確認できます。
編成の中間に1両単位で組み込まれるキハ260形1300番台のマイナーチェンジ版のようですが、1300番台にはない窓が一つあります。
一体そこは何のスペースなのか。ネット上の画像を見る限り、乗務員扉や簡易運転台用の妻面窓は無いので、業務用室と考えられます。
では何のために? ヒントは、「増結」です。
キハ261系のスーパー北斗は、増結が行われる時に車掌が2人体制となることがあります。函館行きの9両編成に乗った時に目撃したことがあり、その時車掌は2号車の車掌室と、最後尾9号車の車両に乗務されていました。ホーム確認は、2号車の車掌がホームに降り、さらに最後尾側の車掌が先頭部側面の小窓から顔を出して行います。
しかし、この方法では最後尾側の車掌は運転台から小窓のところまで移動していかないとホーム確認ができません。
しかも、札幌行きの列車では、最後尾に車掌を配置してしまうと二人とも編成後部からの安全確認となってしまい、二人乗務の意味が薄れます。前側の先頭車だと車掌が乗務するスペースがないのでダメ(運転席は当然埋まってる)。キハ260形1200番台にも業務用小窓がありますが、片側にしかありません。簡易運転台(準備工事)のための窓だからです。
新たに登場した1400番台には、札幌方の側面、それも両側に小窓が付いています。おそらくは両側が業務用室となっており、ホームが左右どちらでも業務用室から安全確認ができるはずです。そのため、たとえば9両編成の7号車として使えば、車掌は2・7号車乗務となり、札幌行きでも函館行きでもバランスのいい配置になります。また、ホーム確認も先頭部側面小窓よりやりやすくなります。
1400番台の登場により、スーパー北斗の車掌乗務もかなりやりやすくなるのではないでしょうか。サービスの質の向上と、働き方改革の両面から、グッドニュースになりそうです。
【7月27日】豊平川花火大会臨時列車を掲載できなかった釈明
一気に場所が飛んで、今度は札幌近郊。7月27日に恒例の豊平川花火大会が行われ(おかげで騒音がががが……)、JRの臨時列車が運行されました。
ところが、ボクがこの臨時列車の情報が書かれた貼り紙に気付いたのは、当日の晩……。情報キャッチが遅れ、「北海道内の臨時列車情報」で公開することができなかったことを、今更ながらお詫び申し上げます。
このほか、7~9月のイベントに伴う臨時列車の一部を掲載できていない可能性があります(なんか先日室蘭の方でも……?)。重ね重ね申し訳ありません。
いや、だからね、JRさん、情報ってのは出さないと。利用者が便利に列車を使えるように。そして、社会の構成員としてのけじめとして。
特に札幌駅での掲示が消極的なのがいけません。「札幌駅で手に入らない情報、一体どこにあるの!?」普通の人ならそう思います。
これは噂ですが、「撮り鉄」を自称する所謂「クズ鉄」の悪行などにほとほと困り果てて、JR各社は臨時列車などの情報公開に及び腰になっていて、特にJR北海道はその傾向が強い、なんて話が出回っています。でも、それはそれ、これはこれ。大事なのは利用客ではないのでしょうか?
【8月上旬】789系HE-300ユニットが函館から札幌に移動
また特急の話題になります。話題がシャトルランしちゃってますがご了承を……。
特急「スーパー白鳥」の運行終了により余っている789系HE-300ユニット2本(HE-301・HE-302)が、8月はじめに苗穂工場に移動されました。
この2両×2本はいったいどうなるのか。考えられる可能性は二つです。
一つは、「廃車」。現在苗穂工場では、キハ183系旭山編成の解体が行われており、その後にニセコエクスプレスの解体が控えています。このタイミングで789系が苗穂入りしたということは、これらの車両のついでに789系を解体することが考えられます。
この場合、函館から札幌までわざわざ300km以上も回送した理由は何だ、というハナシになります。ですが、解体のための重機を準備するのは大変なので、札幌に解体する車両を集めて、まとめて解体をする、と考えれば辻褄が合います。
「なぜ今になって?」という疑問も湧きますが、つい最近まで転用か廃止かの結論が出ておらず、その間はずっと留置されていた、と考えると不自然ではなくなります。
もう一つは、「転用」。789系1000番台の3~5号車に準じた設備の3両×2本(TA-Mu-Tc2)のユニットを新製し、HE-300ユニットを方向転換した上でその3両と連結して5両×2本を作る、という可能性もじゅうぶんありうると思います。(以前の記事でも書きましたが、タイムリーなので再掲。)
現在特急「すずらん」に使用される785系は2編成しか現存せず、車齢が高くなってきた上に少数形式となっているため、置き換えが急がれます。
この方法なら、高額な新車の数を6両に抑えつつ、785系を置き換えることができます。2編成だけの特殊編成とはなりますが、構体は基本番台と、機器構成は1000番台と共通にすれば、そこまで整備の負担にもならないでしょう。
ちなみに、この予想が実現した場合、1・2号車の設備は1000番台と違ってしまう(特に1号車)ので、今の785系と同様に「すずらん」専属になる可能性があると思われます。
ところで、特急「ライラック」増結車という予想をしている方もいらっしゃるとは思いますが、可能性はかなり低いでしょう。ライラックの混雑はカムイ63号で緩和できますし、そもそも増結車にするならもっと早いタイミングでやっているはずでしょう。
片方だけ方転して、785系uシート車1両と合わせて5両を組む、という予想もネット上には上がっていますが、これは「ありえない」とハッキリ言えます。
まず、この方法だと1編成しか作れないので785系の置き換えができません。「すずらん」は運用が2行路あり、需要の少ない列車を間引いても運用の数は減らせないことから、予備車のことも考えると785系の置き換えには必ず2編成が必要となります。
次に、785系uシート車活用にはメリットがありません。経年も座席定員も車輪径も構体構造も違う車両を混ぜても、いたずらにメンテナンスを複雑にするだけです(座席など一部部品の転用なら有り得ます)。たしかに先頭車2両と中間車3両が転がってはいますが、だからといって短絡的にそれらを組み合わせるというのは、ちょっと貧弱な発想ではありませんか?
ちょっと余談気味ですが、特急「すずらん」の気動車化または快速格下げで785系の運用を終了させるというトンデモ予想まで上がっていてあんぐりしたのでそれについても少々。気動車化については、せっかく電化設備があり、車両も他の電車特急と共通化できるのにそんなことをするメリットなんて存在しません。また、快速格下げなどという都市間輸送を捨て去るような方策は「絶対に」「絶対に」「絶対に」ありえません。休日の日中に撮り鉄をするだけの人はご存知ないでしょうが、平日の午前の札幌行きと午後の室蘭行きはけっこう需要があります。札幌~苫小牧、札幌~東室蘭間などの都市間の利用がしっかりあるにもかかわらず、特急ならではのスピード・快適さという価値を軽視してコストダウンを考えるような「貧乏発想」には笑いも出ません。
車両が2ユニットとも方転されるか、川崎重工兵庫工場に789系3両ユニットが登場するか、このどちらかが起こればボクの転用説が裏付けられるのですが、果たして……。
【8月10~19日】夏の繁忙期のもよう
お盆とその前後には、例年通り特急列車が増発・増結され、迫力のあるハイシーズン輸送が見られました(一部除く)。
ボクの実見+ネット情報によれば、各方面の様相は次の通り。
- スーパー北斗:261系のみ8~9両、ごく一部は10両
- 北斗:最大2往復運転、5両編成。84・91号はキハ283系、3号車は車いす対応設備付
- カムイ:63号を11~13日に運行
- スーパーおおぞら:7両、一部は8両
- スーパーとかち:5両?
- オホーツク・大雪:指定席1両増結の5両(先述)
- 宗谷・サロベツ:所定編成……
- 北海道新幹線:最大3往復増発
- 快速エアポート:733系を積極起用?
気になる列車はもうちょっと詳しく。スーパー北斗は、今年の年始輸送が終わってからはほとんど10両での運行がありません。先日予想した通り、運行体制の整備によって10両編成での運行は無くなるかもしれません。
臨時北斗では、久々にキハ283・183系の5両編成が組まれました。昨夏以降は基本4両で、年末年始だけ一部6両でしたが、今夏はお盆期間だけとはいえ5両運転。繁忙期にきっちり輸送力を増強してくれるのは嬉しいですね。
こうやって臨時北斗を便利にすることで、実質的な季節列車として定着させることで、スーパー北斗の増結を抑えたいんじゃないかな、と深読みしてみます。定期列車を増結するとその編成は2日間その状態で走りっぱなしとなり、しかも朝晩は輸送力を持て余します。臨時北斗なら利用客の多い日中に1往復するだけなので、定期スーパー北斗の増結よりも臨時列車の運行の方が柔軟に輸送力を調整できます。
憶測はこの辺にしておきます。臨時カムイは、昨冬は63号のほか70号もありましたが、今回は63号だけでした。
臨時カムイは、特急サロベツで運休・車両交換などが発生した場合のためのキハ261系基本番台の送り込み回送のスジを利用した列車です。63号はたまたまちょうどいい時間で、ライラック13・15号の補完として重要なので定着しそうですが、70号は微妙な時刻なので昨冬の利用が振るわず、今夏は設定されなかったという辺りでしょうか。
快速エアポートは、733系3000番台が増備されたことで車両繰りにかなりの余裕ができており、お盆期間はほとんどの列車を733系で運行できたようです。ただ、サービスレベルの最も低い721系3000番台6両固定編成もしっかり入っていました。使える車両は使いたい、という気持ちはわかるのですが……。
お盆期間の利用状況ですが、函館方面・釧路方面は微増ということで、悪天候が続いたことを考えると大健闘と言えるでしょう。
一方、新幹線と旭川方面は微減。開業ブームが冷え込んできている新幹線はまあ当然として、旭川方面が毎年苦戦を強いられているのが気になります。札幌~旭川間でのフリークエンシーの低下や、「ライラック」と「大雪」の乗り換えが必要なせいで北見方面の利用が落ちている点などが、利用客減少が止まらない原因なんじゃないかとにらんでいます。かといって昔に戻したところで劇的な利用客増加は見込めないでしょう。どうしたものか……。
【8月25・26日】函館市内イベントに伴い北斗84・103号が運転
函館でイベントが開催されるのに合わせて、8月25・26日に臨時北斗が1往復設定されました。上りはいつもの84号、そして下りは新登場の103号。札幌到着が日付が変わった後の0時21分という、これまでにない列車です。
旭川方面にはイベントに伴う臨時特急が毎度設定されていますが、函館方面はあまり例がありません。けっこう驚きでした。
車両は札ナホのキハ183系6両編成だったようです。冬以外に6両の臨時北斗が出たのは、新幹線開業後は初めてです。また、自由席2両だったのも特色でした。
それ以外にも、今までと違う点が。停車駅です。北斗84号は大沼公園駅に停車したのです。8月13日までの北斗84号は、線路容量の都合で砂原支線を経由していたので、大沼公園は通りませんでした。しかし、このイベント臨時と、最近発表された10・11月の北斗84号は、大沼公園停車。貨物列車とのダイヤ調整がうまく行ったのでしょうか。
また、北斗103号は時間が遅いので、遅い時間の定期スーパー北斗と同様に大沼公園は通過。さらに、新幹線の接続列車がないためか、新函館北斗も停車駅に入っていませんでした。おそらく、藤城線を久々に北斗が通ることになったのではないかと想像します。
活躍が期待された北斗84・103号でしたが、8月24日に台風20号から変わった低気圧が接近。道内は大雨に見舞われ、25日の北斗84・103号は運休。実際の運行日は26日だけとなってしまいました。
以上で第2回は終了。興味のあるニュースで、気になることなどあれば、お気軽にメッセージフォームよりご意見をお寄せください。
次回の記事並べ順、今回みたいに時系列順で行こうか、それとも元に戻そうか、どうしようかな。ちょっと考えておきますね。
ではまた次回。れっつさぶすくら~いぶ。
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