まち・建物の風景 / 北の大地の、ふとした風景
北海道の風景写真……ただし、有名な観光スポット・絶景スポットではない場所で撮った風景写真を、展示するコーナーです。
こおりのはしら
冷たい季節がやって来た、北の大地。
あたりの景色は白い衣に身をまとい、お店の軒先にぶら下がるは氷柱(つらら)。
ギュッギュッと雪を踏みしめる自分の足音がよく聞こえます。静かな冬のまちなかをテケトーに歩いて、ちょっとレトロな冬の景観を楽しむ、こういうのも良いものです。
令和4年(2022年)12月 富良野市
軟らかに、黄昏る……
中富良野駅の近くにある、軟石で建てられた倉庫。重厚な佇まいながらも優しい色合いの外観は、レンガ造りとはまた違う趣があります。
眺めていると、倉庫の並びの向こうに、夕陽が落ちていきました。
夕陽に照らされ、紅く染まる倉庫。一日の終わりに、ちょっと俯き加減に辺りを見つめ、また「切ない」を思い出す……そんな表情にも思われました。
令和4年(2022年)12月 中富良野町
坂のまち
港町・小樽。
所狭しと立ち並ぶ建造物や、ほとんど路側帯や歩道のない細道。多くの人がイメージする「北海道」とは、大きく異なる街並みが続きます。
しかしそれゆえにこそ、「北のウォール街」が歩んできた歴史が息づいた、小樽ならではの風情が漂うのです。
令和2年(2020年)9月 小樽市
展示室ごあんない
- 入口
- 大地とひとの風景(春)
- 大地とひとの風景(夏)
- 大地とひとの風景(秋)
- 大地とひとの風景(冬) ※そのうち作ります
- 海とひとの風景
- まち・建物の風景 ※このページ
- 鉄旅のひとコマ