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「独り言」の廃止およびTwitterの導入について

記事公開:平成30年12月3日

おととい12月1日に公開した記事「当サイト管理人が現状では自力で維持できないページ・コンテンツについて」にて報告いたしました通り、今後当サイトでは持続的な運営を目指すべく、一部ページ・コンテンツを縮小・廃止するほか、サイト外部のツールの活用を含めたサイト維持のための取り組みを開始いたします。

その一環といたしまして、当サイトの「独り言」コーナーを来年(平成31年)3月をめどに廃止することを決定しましたので、ご報告申し上げます。

また、「独り言」の廃止代替、および「外部ツールを活用したサイト維持の取り組み」の一歩目として、Twitterに手を染めることといたしましたので、合わせてご報告申し上げます。

「独り言」の廃止について

コーナーのあらまし

「独り言」は、前身サイトの開設当初から存在するコーナーです。

前身サイトはゲーム「A列車で行こう3D」関連の記事、および「乗り鉄な旅行記」コーナーがサイトの主力でした。その二つの軸には関わらない話をするために用意したのが、「独り言」コーナーでした。

「独り言」は、感じたことや考えたことなどを自由に書き記すコーナーとして位置付けていました。その結果として、必然的に筆者の関心の高い鉄道に関する記事が多くなりました。

また、「北海道新幹線の札幌延伸に反対します」を公開したのを皮切りに、鉄道に関する意見記事の掲載も始めました。「北海道新幹線の札幌延伸に反対します」は当時から現在に至るまでアクセスの多いページであり、その他にも連載「北海道新幹線迷開業事」の第2・3回(削除したため現存しません)は多くの反響をいただきました。

当時は旅行記があまり充実しておらず、「A列車」コーナーもゲーム攻略情報が充実するまではアクセスが低迷していたため、特に前身サイト前半期において事実上の主力コーナーとなっていました。

鉄道関連の記事が大半を占めていたことから、サイト再編によって「北海道の旅行・鉄道総合サイト」である当サイトに移植されたのを契機に、鉄道系記事を新コーナー「素人流・鉄道観察」として分離独立させ、鉄道関連コーナーの三番手に位置付けました。

一方、「独り言」は鉄道関連の話題を基本的に扱わなくなることから、「書きたいことを書く」という方針は変えないものの、あくまで補助のコーナーと考え、更新頻度を下げました。同時に、「学生をやめる」という時期が近づいていたため、社会人になって以降に多忙のため更新を長期間停止せざるを得なくなる可能性を想定し、主力コーナーの更新に手が付かない状況でも細々と更新して「生存報告」をするためのコーナー、という新たな意味合いを持たせました。

幸いなことに、当方は現在主力コーナーの強化を継続して行うことができており(更新ペースはバラバラですが……)、「生存報告」として機能させたことは今まで一度もありません。また、主力コーナーでは新規記事の制作・公開を続けており、旅行・鉄道に関わらないページの制作にかける時間がないことから、本ページのような「お知らせページ」を除いては「独り言」向けの記事を制作できていないのが現状です。

コーナーの問題点

「独り言」コーナーは、前述の通り以下の問題点を抱えており、コーナーを維持することに積極的な理由を見出すことができない状況です。

  • サイトのメインとなる旅行・鉄道に関するコーナーではないため、主力コーナーの強化に追われる現状では新規記事をほとんど制作できない。
  • 主力コーナーの更新を継続できており、「生存報告」のために存続する意義が薄い。

このほか、次のような問題点もございます。

第一に、現状では「独り言」は事実上「当サイトからのお知らせを掲載するコーナー」となっている、と言う点です。

お知らせだけのコーナーなら、単独コーナーとして存続する意義はありません。そればかりか、トップページに「お知らせ」のスペースを設けているため、「独り言」コーナーの維持は「二重投資」を意味し極めて非合理的です。

第二に、「生存報告」と言いながら、「生存報告」の必要性が最も高い災害時に全く機能しない点です。

先日の胆振地震によって、札幌市内は長時間の停電となりました。この間、自宅のルータは使用不能となり、他にモバイルルータなども所持していなかったため、当サイトの更新が不可能となりました。結局、当サイトが更新を再開したのは地震から1日半以上が経過した後となり、皆様に多大なご心配をおかけすることとなりました。(今更ながら深くお詫び申し上げます。)

災害による停電が発生すると、当サイトはたちどころに機能を停止します。「生存報告」は多忙時もさることながら、特に災害時に必要となることであるにもかかわらず、停電によってその道が閉ざされてしまうのは、「独り言」コーナーというシステムの重大な欠陥と言えるでしょう。

コーナー廃止の詳細

以上の状況を踏まえたコーナーの廃止について詳しく説明します。

まず時期ですが、来年3月頃に第2回となる大型アップデートを計画しており、それに合わせて実施する予定です。

コーナーの改廃を行う際には、各ページの右側(スマホでは上下)にあるメニューを更新する必要があるため、全ページを更新する必要があります。そのため、メンテナンス等のために全ページの更新が必要な大型アップデートとの同時実施が効率的です。

続いて、廃止に伴う記事の移転・削除についてご案内します。

現在「独り言」コーナーにて公開しております記事は、一部を他コーナー等に移転し、余を削除いたします。

「当サイトからのお知らせ」グループの記事(本記事を含む)については、トップページの「お知らせ」スペースと統合します。トップページからリンクする「お知らせ一覧」ページを設け、そこから各記事にリンクします。ただし、短い記事は「お知らせ一覧」に移植し、別にベージを設けないものとします。なお、現在トップページのお知らせコーナーに掲載している文言のうち、「当サイトからのお知らせ」とは言えない列車情報等の情報は、別にトップページ内に「旅&鉄トピックス」のスペースを設けてそちらに移設します。(スマホ版トップページにある「トピックス」は「サイトトピックス」に改称します……いえ、しました。)

その他の記事の移転・削除の計画は、現在検討中です。

なお、コーナー廃止に伴い、「メッセージフォーム」が9号車から8号車に、「リンク」が10号車から9号車に変更となり、当サイトは所定9両編成に短縮となります。

副次的効果について

コーナーを廃止し、サイトのコーナー数が減ることで、「Web検索結果への好影響」という副次的効果が期待されます。

当サイトの各ページには各コーナーのトップページにリンクするメニューが1か所(スマホ版の場合2か所)にありますが、そのリンク数が減ることで、リンク一つあたりの相対的な価値が高まり、それが検索エンジンからの各リンクに対する評価向上につながる可能性があるからです。

現在の当サイトは、「北海道内の臨時列車情報(在来線)」のページに集客のかなりの割合を依存しており、夏季および年末年始を除いてはサイトの流入が少なく、結果としてJRの繁忙期以外のアクセスが伸び悩み、当初の想定よりも年間のサイトアクセス数が大幅に少ないという危機的状況にあります。少しでも検索結果を向上させ、状況を打開する必要があります。アクセス数はサイトで公開している情報の需要の季節流動や、新規記事公開、サイト改良など様々なファクターに左右されるため、コーナー廃止がアクセス数に与える効果の具体的な検証は不可能ですが、少しでも効果が出ることを祈っています。

あくまで「副次的効果」ではありますが、コーナー廃止を少しでもサイトの将来に繋げることができれば、と考えております。

Twitterの導入について

導入のスケジュール

Twitterの導入につきましては、来年1月1日に試験運用を開始し、運用結果に問題がなければ3月予定の大型アップデートと同時に本格運用を開始する予定です。

試験運用を開始次第、当サイトトップページおよび「リンク」にアカウントへのリンクを設置いたします。

導入の目的

Twitterの導入に踏み切った最大の理由は、先に申し上げた「アクセス数の伸び悩みに対する強い危機感」です。

当サイトは外部からのリンクが少なく(昨今個人サイトは数が少ないので仕方がありません)、サイトへの流入のほぼ全数が検索エンジンからです。当サイトは「情報サイト」ですから、検索エンジンからの流入が多い現状自体に問題はありません。しかし、現状のアクセス低迷を受け、検索エンジンからの流入を増やすだけでは限界があると考えています。

そこで、多くの人が利用するTwitterにおいてサイトの新規記事等の告知を行うことで、新規ユーザを一人でも多く確保できれば、と考えています。

当然ながら、Twitterによる集客よりも、サイトの内容を強化して検索エンジンからの流入数を増やすことが先決です。そのため、当サイトの更新をあくまで最優先に考え、Twitterはあくまで補助と位置付け、そちらでの活動に傾注することのないよう配慮します。当サイトの運営が楽しくて仕方ないので、Twitterにハマってこちらのサイトを放り投げる……なんてことがあるとは思えませんが、念のため……。

理由の二つ目は、冒頭で述べた通り「独り言」の廃止代替です。

「旅行・観光・鉄道・交通以外の話題ができるコーナー」が存在しなくなるので、今後は旅行・鉄道以外について書きたいことがある場合に利用するツールとしてTwitterを活用しよう、と考えました。

三つ目、「メッセージフォーム」の補完です。

「メールフォーム」という方式は、気軽に書き込めるゲストブック・掲示板・SNSとは異なり、利用に抵抗がある連絡方式です。当サイトでは、「メッセージフォーム」への改称、入力必須項目の減少により、掲示板と同じように気軽にコメントを残せるように改良してまいりましたが、それでも利用は少なめです。Twitterでもご質問などを承り、少しでも皆様に近いサイトとしたいと考えております。

ただし、全てのご質問を受け付ける予定はありません。どのようなご質問を受け付けるかについては、試験運用にて実際に皆様からのご質問を受け付け、その中で判断したいと考えております。今のところ、旅行・鉄道関連以外のご質問への回答はしない予定です。

その他の活用法

導入にあたって、単に宣伝目的のアカウントを作るとなると、それでは集客効果がほとんど見込めない、という話を伺っております。そこで、その他の活用法を模索します。

1月からの試験運用において、考えた活用法を実際に試し、問題がなければ継続して実施します。

現時点では、次のような企画を検討しております。

第一に、「素人流・鉄道観察」の新企画「北!鉄!ニュースライナー」制作のための備忘録を兼ね、「ニュースライナー」の速報版をTwitterで掲載することを考えております。

第二に、同コーナーで公開する予定の意見を、Twitterにて先出しすることを考えています。記事執筆が相変わらず遅れており、その間「早く意見したい、意見したい……」とウズウズしてしまうもので……。

他にも、活用法を検討してまいります。

使用制限

Twitterの導入にあたっては、かなりの逡巡がありました。

Twitterは各所で「バカ発見器」と呼ばれ、Twitterが絡む種々のトラブルが日々世間を騒がせています。そのため、Twitterの導入自体が当サイトの信頼性を損ねるのでは、との懸念がありました。

そこで、北海道の鉄道関連の情報収集も兼ね、今年夏よりいわゆる「半年ROMる」、つまり読む専での活用を始め、Twitter導入の可能性を探りました。結果、Twitter導入自体には大きなデメリットがないと判断したため、今回の試験導入と相成りました。

ただ、導入にあたっては一定の制限を設ることが必要だと考えます。

まず先述の通り、Twitterはあくまで補助と位置付けます。当サイトを主軸とする現状の方針は変えず、こちらの更新を遅らせるくらいならTwitterを凍結するという考えで運用します。

次に、Twitterを活用しての「交流」は行いません。サイトの新規記事告知など、「サイト管理人」としてのツイートを行うものです。皆様とはこれまでと変わらず、一定以上の距離を置かせていただくものとします。

また、「旅行・鉄道以外のことをつぶやく場にする」と申し上げましたが、Twitterについてもあくまで旅行・鉄道を主軸とし、それ以外の内容がメインにならないよう配慮します。あくまで「旅行・鉄道系サイト管理人ゲニウス(北)」としてTwitterを使います。

情報の掲載は、当サイトと同様、不確定情報の掲載は慎み、掲載前に情報の正確性についてのクロスチェックを徹底します。Twitterは誤った知識・情報および「フェイクニュース」が頻繁に流布される場でもありますが、当サイトがそれに加担することはあってはなりません。

意見の掲載についても、しっかり検討した上で行い、反射的な意見は慎みます。

その他、試験運用の中で運用方法についての検討を行います。制限を設けても運用に問題がある場合、Twitterの運用自体を取り止めることもありますので、ご承知おきください。

以上2点につき、持続可能なサイトづくり、およびその他の課題解決のため、皆様のご理解をお願い申し上げます。

サイトのあり方を変えていくことで、より良いサイトづくりを実現できればと考えています。後で振り返った際に、今回のコーナー廃止が「攻めの廃止」だったと語れるよう、サイトの改善に尽力してまいります。

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