「ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか」

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一日散歩のゆる~いルール

この旅行記のコーナーでは、日帰り旅行を「散歩」と称して、泊まりがけの旅行とは分けて掲載しています。

これは便宜上分けているのではなくて、旅行と散歩では実際に心持ちや方針が大きく異なっています。ここでは、散歩の方針について述べていきます。

旅行の方は「旅の哲学と信念」のページでなんか偉そうに長々と方針を語りましたが、こっちではユルユルと手短に書いていきます。

なぜ「散歩」?

まず、なぜ旅行でなく「散歩」なのか、について。

言葉はJR北海道のおトクなきっぷ「一日散歩きっぷ」から来ています。実際散歩の際は結構使ってますしね。

それに加えて、「泊まりの旅行ほどには気合いを入れていない」というのがあります。

高校生時代の散歩は、今ほど旅慣れしていないことから、だいぶ気合いを入れていましたが、今は街に買い物に行くのとさして変わらないくらいにしか思ってません。

たいがい自宅からそうそう離れていないところに行くというのもあり、そこまで非日常ではありません。

なので、「一日散歩」という表現がピッタリなんです。

羽休めも目的

散歩というくらいですから、目的も割とユルい感じで決めます。

旅の場合は目的を徹底的に追求しますが、散歩はなんとなく行きたいところを何か所か見つけて、「じゃあ行くか」みたいに割とテケトーに決めます。思い立ってからたった数日で実行に移したことも。

羽休めやリフレッシュが目的のひとつになることも多いです。むしろそっちがメインなことだってあります。息抜きしないと生きていけませんからね。

日程もユルい

のんびり散歩というコンセプトになることが多いので、日程も緩めになることが多いです。

まあ大抵は「ローカル線だから次の列車まで時間がある」というだけだったりしますが、わざと日程を緩めることもそれなりにあります。

また、夜は深夜まで行動せず、9時くらいには帰ることが多いです。時には日没前に帰ります。特に翌日が平日の場合は早めに帰ることが多いです。

のんびり駅前散歩

「散歩」と銘打つからには、歩きます

たとえば、訪れた駅のまわりを1時間くらいかけて散歩してみたり。たとえば、駅から離れたところに目的地をつくって、そこまでゆっくり歩いたり。たとえば、隣の駅まで歩いたり。

太陽を体いっぱいに浴びながら、あるいは心地よい風に季節を感じながら、ゆったりと歩くと、慌ただしい学校や会社での生活からちょっとだけ離れて、心も体もリフレッシュできます。健康にもいいですしね。

ふだん家の近くを散歩するのでも、そういうリフレッシュはできます。でも、それだけだと飽きちゃいます。いつもと違う場所で散歩をするからこその新鮮味が大事なんです。

何か「発見」をする

"Did you find something new about yourself, recently?"

――これは、漫画「宇宙兄弟」で、宇宙飛行士選抜の二次試験の面接で主人公たちが聞かれた質問です。

皆さんは、この質問に答えられますか?

ボクは、すぐ答えられます。

……一日散歩の話でしたね。ボクは散歩の時(泊まりがけの旅行でも同じですが)、常にキョロキョロしています。「何か面白い発見はないか。」そんな気持ちで、列車の車内や車窓を見回したり、見知らぬ町を歩いたりしています。おまわりさんこいつです。

せっかく交通費かけて外に出るんです、何か収穫がほしいんです。何かひとつでも、地域のこと、自分のこと、何でもいいから発見したい。……まあ本当に仁木あたりの観光農園で「収穫」をするのもよさそうですがね。

はじめは、好奇心。好奇心をもって、いろいろなところにアンテナを張る。それが、ボク流の成功の方程式です。なおこの方程式は連立方程式ゆえほかにもいろいろあります。

とまあこんな感じで、旅行に比べたら割とおおらかにやっているのが一日散歩でございます。

日常からちょっとだけ離れてバケーション。こういうのも、悪いものじゃありません。皆さんもどうぞ。