旅行記 SLニセコ号で行く山線散歩 - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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SLニセコ号で行く山線散歩(平成25年10月13日)

大学に進学後、初の一日散歩です。まあ、普段の大学生活の鬱憤晴らし、といったところでしょうか。

大学って、高校よりずっとストレスがたまりやすいような気がして…。

今回はいつものようなローカル線苦行ではなく、観光列車「SLニセコ号」に乗って、ちょっと観光っぽい旅にします。

切符は、いつもの「一日散歩きっぷ」プラス、ニセコ号の指定席券(800円)です。

旅の記録

本日の行程

移動手段乗車(移動開始)出発時刻下車(到着地点)到着時刻車両
SLニセコ号札幌8:31ニセコ12:03スハフ42 2071
函館本線普通2937Dニセコ13:25余市14:58キハ40 819+キハ150-103
函館本線普通1941D余市16:48小樽17:12キハ150-103
函館本線普通1820M小樽17:22小樽築港17:29モハ731-107
区快いしかりライナー3448D小樽築港17:35南小樽17:38キハ201-304
快速エアポート165号南小樽17:42小樽17:46クハ721-3222
快速エアポート194号小樽19:04札幌19:36クハ721-5203
函館本線普通259M札幌19:46白石19:52モハ731-101

SLニセコ号ご登場

SLニセコ号の始発駅である、JR札幌駅。SL入線の前に駅に着いたボクは、入線時刻を待っていました。

札幌駅に来る途中に垣間見た苗穂工場では、SLがスタンバイしていました。それを見てたら、乗るのが楽しみで仕方なくなっちゃいました。

ホームにはすでにたくさんの人がホームにいました。その後、いよいよSLが入線。この時、白線の外に出ていた人を注意したのですが、ボク、カメラ片手に持ってたので、自分勝手な鉄ヲタだと思われましたかねえ…。名誉のために言っておきますが、ボクは列車の定時運行に協力しようとしただけですからね!?

SLの入線を見たところで、機関車を撮りに行こうと思いました。しかし、SLの前にはすでにもんのすっごい人だかりが。……チッチッチ、分かってねえな。DLだよ、撮るべきなのは(本音:ちくしょう、混み過ぎだ。しゃあない、SLは後回しだ、先にDLを撮ろう)。

数枚写真を撮ったら、乗車。ドアが開いてないな、と思ったら、手動ドアだ。ということは、こいつは旧型客車。まったく知らなかったので、てっきり14系でも連結しているのかと思ってました。

車内はなかなかムーディな雰囲気。それを味わううちに、発車時刻が近づく。車掌が手持ちのベルを鳴らし、発車を告げる。普通の列車では絶対にない、レトロな演出です。こういう観光列車ってのも、たまにはいいなあ。さて、いよいよ出発。


ゆっくりと発車。ホームでは多くの見送りが手を振っています。応えて手を振ってみる。

小樽までは、DE15が牽引します。しばらくは、札幌の街並みをゆっくり走っていきます。

程なくして、アテンダントによる車内放送が始まりました。普段の普通列車ではまずありえないことです。非常に面白い話をしてくれたり、沿線に関するボクも知らないような話を聞かせてくれたりと、楽しかったです。たまにはいいもんですね。

銭函~朝里の海の景色を楽しんだり、車内を歩いたりして、時間を過ごす。ちなみに、だるまストーブには火は灯ってはいませんでした。この日は寒かったので、つければよかったのに…なんてワガママは、通用しませんよね。

小樽駅が近づくと、車掌が先ほどの手ベルを鳴らし、「次は小樽~」と言いながら通り過ぎていました。こういうのもいいなあ。やっぱり観光列車もたまにはいいなあ(さっきからそればっか…)。

その後、小樽に到着。約40分の長時間停車です。やはり多くの人がSLに群がる中、ボクはドタバタと駅舎へ。硬券入場券と駅弁を買います。で、ホームに戻って、客車の形式番号を確認。でも、形式番号は確認せんでもWikipediaに書いてあったんですよね…。

外は雨。おっかしいなあ、さっきは晴れだったのに…。若干横殴りだったので、ホームにいながら雨を食らうボク。…さっさと乗ろう。

「山線」突入、一路ニセコへ

小樽から、いよいよSLが牽引する「本番」の区間です。小樽でかなり客が入れ替わったのは意外でした。みんな札幌からニセコ方面行くと思ってたので。

車内の雰囲気はやはりいいです。レトロな電燈が特にGood.雰囲気に流されない人間であるボクも、この時ばかりは流されてしまい……

つい、こんなものを。普段はあまり飲まない、コーヒー(2号車で購入)です。どうしちゃってたんだろ、この時のボク……。

余市に到着。ホームではアップルパイが売られ、乗客が群がります。ボクは後で来るので、今はパス。

そして、いよいよ「山線」らしい区間へ。コーヒー片手に景色を眺めていましたが、しきりに「山線はいいなあ」と呟いていました。山や果樹園が織りなす、素晴らしい景色が続きます。紅葉はまだ先でしたが、十分美しい景色でした。

やがて列車は上り坂に突入。SLは時折下から白い煙を吐きながら、唸りをあげて上ります。

と、ここで何やらイベントが開始。各車両の乗客が一人づつ、2号車に呼ばれます。どうやら、野菜の袋詰め勝負のようで、見にはいきませんが、車内放送による実況を聞いていました。

さて、お昼も近いので、ここで昼食。小樽駅で買った駅弁「海の輝き」です。以前から注目していたので、期待して蓋を開けました。中身は、海の幸を堪能できるGreatなものでした。

倶知安でまたしても乗客がガラリと入れ替わります。ここからは全車自由席になるので、安く乗れるというわけですね。


SLニセコ号をニセコ駅で下車。ホームにはすごい人だかりが。写真や動画を撮るのにも一苦労。

ニセコでは、駅の向かいの温泉「綺羅乃湯」で入浴を楽しみました。寒い日でしたが、温まることができました。

ところで、温泉の入り口前には、10月ということでか、かぼちゃにペイントを施したものが飾ってあったのですが、その中にこんなのがありました。

魔理沙wwwwwwwwwwww

さ、さて、サッパリしたところで駅に戻ります。窓口で硬券や常備券を記念に購入。

……つーかボク、風呂入っただけだぞ、ニセコで! おい!! ……といっても、スキーシーズンじゃないし、リゾートなんてガラでもないし、ねえ。

余市と小樽で遊ぶ

小樽方面に戻ります。帰りはSLではなく、普通列車乗り継ぎです。

小樽行きの列車は2両編成ですが、座席はかなり埋まっていました。

倶知安では停車時間に記念入場券を購入。5種類あったのですが、様似での後悔もあり全部購入。何か今日のボク、豪勢すぎやしないか?

なお、この時駅員さんのご厚意で、自分でダッティングマシーンを使って日付を打刻させていただきました。これが楽しいんですよ。

その後、列車は銀山でも数分停車。停車時間中にホームから見た景色が素晴らしかったです。また来たい、と思いました。

なので4か月後に行きました。その時駅付近で撮った写真がこちら。

うむ、「あはれなり」。札幌から割と近いところでこんな景色のところがある。やっぱ恵まれた環境で暮らしてるんだなあ。

閑話休題。銀山からさらに列車に揺られ、余市で下車。徒歩10分弱のところにある、「道の駅 スペース・アップルよいち」の宇宙記念館を訪問。

宇宙食や宇宙服など、興味をそそる展示がいろいろ。余市出身の毛利衛さんに関する展示にも惹かれました(つーか毛利さんが余市出身だからこういう施設がある)。一方、詳しい人向けの展示が目立ち、宇宙に関する知識に乏しいボクには難しかったり、興味をそそられないものもありました。

プラネタリウムも見ました……が、内容は札幌市の青少年科学館に如かず。比べたらいかんでしょ、というハナシ。

駅に戻り、併設のお店でアップルパイを購入。ひとつ300円しましたが、かなりおいしかったです。


普通列車で小樽に移動。その後は付近の駅で硬券入場券漁りをしていましたが、つまんないので全カット。

小樽駅付近で夕食とします。これも以前から気になっていた、あんかけやきそばを食します。というわけで、アーケード街にあるラーメン屋さんに入りました。

これがなかなかうまい! やきそばのパリッとした食感にあんが合う合う。箸が止まりませんでした。

食事の後、駅へ戻……らずに、小樽運河へ歩いていきました。柄でもないことを……。

夜の運河を眺めるのは初めて。しかし、あの薄明りの中の運河は実に幻想的。魅入られました。実際に見てみないと、魅力はわからないものですね。

で、なんやかんやあって帰宅。

おわりに

何度も書きましたが、「たまには観光列車もいいなあ」この一言に尽きます。やはり旅情感なら普通列車ですが、観光列車にも別の魅力があり、それも素晴らしいものです。

また、山線は魅力がたくさんあるということも再認識しました。

といったところで今回はおしまい。ありがとうございました。

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