旅行記 道央ぐるっと散歩~トンネルの狭間に~(2/3) - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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道央ぐるっと散歩~トンネルの狭間に~(平成27年9月6日)

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スーパー山線グルメタイム

倶知安駅のホームに立つのも2年ぶりです。まあどっちも街を巡ったわけではないのですが。

さて、倶知安でも甘味を買います。駅前のお菓子のふじいさんで、シュークリームを購入。JRが作成した山線観光列車のパンフレットにも乗っているシュークリームということで、ちょっと気になってました。

駅に戻って、おやつタイムです。まずは先ほどのトンネル餅。餅というかすあまのような甘味で、直球勝負な甘さがたまりません。やっぱり甘いものはシンプルな甘味で勝負するタイプのものが好きですね。

続いて、今買ったシュークリーム。和のあとに洋という妙な取り合わせですが、それを気にしないのが日本人丸出しなボク。こちらもこだわりのクリームの甘さが上質で、純粋においしいスイーツでした。

新たな(?)山線観光特急

さて、倶知安からはさらに山線を先に進み、一日散歩きっぷのエリアの果て・長万部に向かいます。

このまま倶知安で後続の普通列車を待っていると、お昼になってしまいます。ですが、この時期には山線を走る観光特急がこの年から設定されました。その名も、「特急ニセコ」

ニセコは前年に廃止されたSLニセコ号の代替として設定された臨時特急列車で、夏・冬に走る臨時特急ヌプリと似たような感じで札幌と長万部を結びます。車両は、ある意味山線の主といえるニセコエクスプレスです。

駅窓口で長万部までの乗車券と自由席特急券を購入し、いざホームへ。

ホームには、かつて小樽駅で鳴らされていた列車到着の際の鐘を模した、やや小ぶりの鐘がありました。下り列車到着前には3回、上りのときは2回鳴らしていたそうな。というわけで列車到着数分前になったら2回鳴らしてみました。で、なんか恥ずかしくなって、すぐにそそくさと乗車口へ。

午前10時5分。いよいよお目当ての列車が到着です。

白い車体が光るキハ183系ニセコエクスプレス編成が、右手から入線。列車は3両編成で、夏の観光シーズンと秋の紅葉シーズンのどちらからも外れているためか乗客は半分も乗っていませんでした。……というより、SLじゃないから客がいない、というお話なのかもしれません。

自由席は先頭1両のみ。ニセコエクスプレスはかぶりつくと広々とした前面展望を楽しめます。自由席にしたのは、ひとつにコレが理由です(もちろん最大の理由は空いてるとわかってる列車に指定席料金払いたくないという理由)。

さあ、いつもと違う山線の旅が始まります。

列車の速度種別は、堂々の「特通気A17」(たしか)。……しかし、「だからなんだ」と言わんばかりに、列車はゆっくり、ゆっくりとニセコを目指します。初めは羊蹄なども見え、楽しく窓の外を見ていましたが、次第にスピード感のなさや車窓の代わり映えのしなさに飽きがきてしまいます。

追い討ちをかけるように、ニセコではなんと30分を超える長時間停車。ホームでは町の人がいろいろ売っているのでそれを物色するか、列車を撮るかしかありません。ひたすら気だるい時間を過ごします。

長い長い待ち時間を終え、ようやくニセコ発車。その後も遅い列車、固い座席にやられます。しかも、車内放送では一応駅の紹介くらいはするものの、ロクな観光ガイドはありません。特急ヌプリでは倶知安から黒松内まで現地ガイドが案内してくれるようですが、ニセコではなぜかありません。ニセコでもあるものだと思って期待していましたが、ひしひしと伝わるやっつけぶりに肩を落とす結果となりました。

もはや、「苦行」。特急料金を払って、大してグレードの高くない車両で、ダラダラと走り、しかもロクなサービスもない。前月の2429Dの方がどんなにマシだったか……とすら考えました。

そして12時すぎ、やっと長万部です。ヌプリは20分早く着くのに、なぜ時間がかかるのか。わかりませんが何はともあれ到着です。

長万部でリフレッシュ

長万部のホームに、沈んだ心をひきずって降り立ちます。

長万部では次に乗る列車まで1時間20分ほどあるので、少し観光してみようと思います。

以前訪れた町民センターはスルーして、今回は長万部温泉へ。長万部温泉ホテルさんで日帰り入浴です。

設備は古いですが、必要十分の設備はありました。そして温泉はというと、まあ入浴中は「なかなか気持ちいいなあ」とフツーに入っていたわけですが、上がって、身支度して、外に出て、駅に戻っても、まだポカポカする。この温泉の泉質は、浸透圧によってポカポカ温かい状態が長続きするというものなんだそうです。冬に長万部を通るときは重宝しそうです。

駅前に戻ったら、今度はおそばのお店・合田さんで、駅弁(米が入ってないけど駅弁でいいのかな?)の「特製もりそば」を購入。かにめしは以前食べたので、長万部もう一つの名物も食べてみます。

それでは移動再開。1時24分の東室蘭行きに乗車。ここからは海線です。

列車はキハ150形の単行で、車内はほぼ空席なし。旅行者が結構な数いたためです。

列車が発車したら、駅弁を食べ始めました。もうおいしくて箸が止まらなかったのですが……、ただですねぇ、「あぁ、これは駅で食べた方がよかったか」と後悔しましてね。揺れる普通列車の中で、うずらの卵を割ったり、めんつゆに麺をつけたりするのは、ちょっとリスキー。ノーミスで食べ終えましたがね。

さて、列車はいくつものトンネルを抜け、今回のメインの目的地である小幌駅……を通過。そうなんです、利用の少ない小幌は、普通列車も一部は平気で通過します。北海道ではよくあること。

というわけで、もう少し先に行って、豊浦で下車。

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