旅行記 ふらの紅葉散歩(後) - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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ふらの紅葉散歩(平成26年10月19日)

旅の記録・後半

事件発生

富良野到着です。富良野には、食べたいものがあって来ました。そう、オムカレーです。

数年前にTVで見て以来、是非一度食べてみたいと思っていました。この日、ついにそれが実現するのです。

ワクワクしながら、お店へ。入るお店はもう決めてあるんです。駅からほど近い、「なんまら」さん。

「すみません、今日やってないんですよ。」

ショックでした。まあ、何らかの理由でこの日たまたまこのお店が休みだっただけでしょうから、気にしない気にしない。さあ、他のお店に行ってみましょう。

お次は、「くんえん工房 Yamadori」さん。さあ、今度こそ……。

「今日休みなの。ごめんなさいね。」

は?

いぶかしむボクに、お店の方が何が起きているのかを丁寧に説明してくださいました。

なんでも、この日はオムカレーのイベントが行われているということで、そのイベントのために休んでいるというんです。

そのイベントというのは、なんのことはない、ただお店を回ってスタンプを集めて、ごほうびにほんのちょっとオムカレーを食べさせてもらえるだけのイベントなんだそうで。たったそれだけのために、お休みなんだって。

……………………

「カチッ(怒)」


もう怒った。とことんまで言わせてください。

本当は、この場であんまりネガティブなことを書いたり、ヘイトをばらまいたりすることはしたくなかったんですが、致し方ありますまい。

なんでわざわざ札幌からきっぷ代2260円も払って来たボクが、こんな思いをせねばならないんでしょう。

それも、夏祭りとか、あるいは大きなイベントとか、そういうのであれば納得です。でも、たかがスタンプをちょこちょこ集めるだけのちんけなイベントのためにこんな思いをするんですから、まったくもって納得いきません。

だいたい、そんなイベントに参加するのって、オムカレー通くらいのもんでしょうよ。ただ内輪でやってるだけ。

要は、いつも食べに来てくださる通の方だけが面白ければそれでよくて、通の方と店の人だけで盛り上がっていればいいのであって、ボクのような一見は知ったことではない、と。京都の高級料亭ならいざ知らず、普通の店屋ですよ。どういう了見なんでしょう。本当に幻滅しました。

だったら、一切の宣伝をしなければいいんですよ。Webサイトもたたんじゃえばいいんですよ。だって、内輪だけでいいんなら広告もサイトもなんもいらんでしょうて。

それで、だんだん見向きもされなくなって、毎度オムカレーを食べてくれるイエスマンの人たちだけに見守られて、静かに消え去っていけばいいんですよ。

……あ、ちょっと待ってください。ブラウザバックしないでください。もうこの話終わりましたから。ここからはちゃんと楽しい旅行の話しますから。待って。

救世主登場

いやあ、まさかこんな目に遭うとは。

それでも、どうしてもオムカレーを店で食べたいボク。ここで、お店に二人組の男性の方が、スタンプを集めにやってきました。彼らこそが、救世主だったのです。

「ナチュラクスホテルだったら、今日もやってると思うよ。」

なんと! これは助かった。素晴らしい情報をいただきました。感謝。

……これだけではなく、なんとボクをそのホテルまで案内してくれると言うんです。いやあ、感謝してもしきれません。

鞍馬天狗かターザンか。困り果てていたボクの前に颯爽と現れた救世主たち。彼らが着ていたTシャツには、「I love オムカレー」の文字が。やっぱり通の人か。

そんなワケで、無事にオムカレーを食べることができました。

で、ホテルのレストランで食べたのですが、至極普通ですね。二度と食べに来ることはないでしょう。お望み通りに、ね。

あ、そうそう、富良野産の牛乳付きでした。こちらは非常においしかったです。


駅まで戻ってきました。

ここで、釈然としない気持ちを抱えていたボクは、駅そば屋でうどんを食べてしまいました。衝動ってコワイ……。あ、味はなかなかでした。

駅と言えば、ここで硬券入場券を購入。観光地なだけあって、増税後も取扱いをやめてはいないようです。

では富良野を発ち、滝川まで戻ります。

1両編成の普通列車。車内は結構乗客がいまして、またしてもロングシートしか座れませんでした。外国人の旅行客が乗っていたのが印象的でした。

先ほど同様、眠かったので、ちょっとウトウトしていました。日差しがあったかくてねぇ。……で、乗車中に日差しを常に浴びていたので、少し日焼けしました。どうでもいいね。

滝川手前では函館本線の貨物列車としばし並走。で、滝川到着。

滝川から札沼線へ

この後ですが、このまま来た道を戻るのではなく、札沼線の浦臼駅まで中央バスで移動し、札沼線で札幌に帰ります。理由は、ただ函館本線で帰るのではなく、違う路線に乗ったりバスに乗ったりと変化を付けたかったからです。

バスが出るまで1時間ほど時間があるので、ちょっと駅前を歩きます。しかし、先ほどの幾寅とは違い、今度は散歩と言うより買い物です。

向かったのは、「おかだ菓子舗」さん。滝川銘菓・モンモオを買いにきました。

で、お買い物を済ませたら、ちょっと散歩。石狩川の河川敷に行ってみました。鉄橋を列車が通ると凄い音が聞こえてきました。

バスの時間が迫ってきたので、駅前に戻り、ターミナルに移動。

待合室で、先ほどのモンモオをいただきました。素朴な味わいがたまりません。これはオススメ。

同じ店で、「モンモオだけってのもさみしいなあ」と言って、10月だからとかぼちゃパイも買っていました。こちらも美味です。

さて、バスが来ました。ターミナルの構造の都合か、中乗り前降りのバスなのに前のドアが開きました。

それでは移動再開。バスは新十津川との境界の橋を渡り、国道275号線を快走。

空知の田園の中を気持ちよく走ります。バス停の名前が、「下一号線」「下二号線」「下三号線」「下四号線」といった具合に、いかにも田園らしい感じ(バス停名はうろ覚えです)。

この辺で、畑では何かを焼いているようで、その匂いが車内に入ってきます。朝に乗っていた旭川行きでも同じだったのですが、何を焼いているのでしょう。農業の知識が全くないもので……。

さて、車窓左手にきれいな沼が見えてきます。鶴沼です。駅名にもなっていますね。ですが写真はない(取り損ねた)。


浦臼駅に到着。乗り換え時間が短いので、少々写真を撮ったらすぐに列車に乗ります。

一部電化後は初乗車となる札沼線です。

石狩当別行きの普通列車です。車両は、札沼線用のキハ40形400番台。

本数が少ないため線路に雪が積もりやすい札沼線で、積雪に負けないようにエンジンがかなり強力です。ですが、運転席をチラっと見たところ、スタフには「速度種別 停気F8」とありました。パワーの割に遅いです。700番台で代走となることがあるので、パワーの低い700番台でも同じダイヤで走れるようになっているのですね。

……そういやあ、今日はほとんどキハ40ばかりですね。変化を付けるために札沼線に乗りに来たのに、言うほど変化付けられてないですね。

乗客は片手で数えられるほどしかいません。石狩月形でようやくさみしくなくなるくらいには乗車してきましたが、決して乗客が多いとは言えません。

おまけに、並走する国道275号線を走る車にどんどん追い抜かれる始末。北海道医療大学以北はしばしば存廃が取り沙汰されますが、やはりこの区間には存在意義があるとは言えないという印象です。

北海道医療大学(以下、「医療大」)でほとんどが降車。札幌行きに乗り換えたものと思います。石狩当別で乗り換えるものだと思っていたので、少し驚き。

ボクは石狩当別で乗り換え。医療大で車両を既に見ていたので、どの車両が来るかは把握しています。721系、エアポート編成。733系3000番台が投入されてから、普通列車にも充当されるようになりました。

なので、4号車の乗車位置で待機。自由席開放のuシートに座ります。

医療大以南が電化されてから、初の札沼線乗車。つまり、この路線で電車に乗るのは初めてとなります。

温泉に入って帰宅

せっかくのuシートですが、隣の石狩太美で下車します。最後に1か所寄っていきます。

石狩太美の駅前にある、「ふとみ銘泉 万葉の湯」で入浴です。

親子連れなど、結構客がいまして、賑やかな中での入浴となりました。さっぱりしました。

ゆっくり浸かったので、予定より1本遅い列車で帰ることに。

札幌行きの列車に乗ります。車両は733系。学園都市線の電化と同時にデビューした車両です。

車内はガラガラ。日曜の晩の札幌行きですからね。

途中、列車行き違いのため停車。733系どうしの交換でしたが、最新の電車が単線区間で行き違いというのはちょっと面白かったです。

桑園でも行き違いのため停車。桑園~札幌は函館本線の複線+学園都市線の単線という構成なので、学園都市線の列車どうしは駅間ですれ違えません。桑園のような大きい駅で列車交換待ちというのも、面白いと思いました。

で、札幌到着。その後、乗り換えて白石まで行って、終了です。

おわりに

ささやかながら、なかなか楽しめました。富良野のアレさえなければ、本当に良かったのですが……。

いい羽休めになりました。こういうのも悪くないものです。まあ羽休めと言ってはいますが、日程は割とカツカツでしたけどね。

てな感じで今回は以上です。またお会いしましょう。

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