「ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか」

……ゲニウス(北)がお送りする、北海道を中心とした旅行・鉄道情報サイトです。

  1. トップページ >
  2. 乗り鉄な旅行記 >
  3. 道東横断~グルメ時代を旅する~ >
  4. 動画の編集後記①

道東横断~グルメ時代を旅する~(平成27年8月23~27日)

動画の編集後記①

続いて、動画版の編集についてお話します。選曲の話や編集時のポイントなどの話をいたします。

選曲について

まずは動画のBGMの選曲についてです。今回もクラシックから城島怒りのテーマまでカオスな選曲でした。その意図を曲ごとに。

part1「Ride On The Wind / 作曲:田中芳典 唄:Aruku」(DOVA-SYNDROMEより拝借)

part1の冒頭で、シリーズのオープニング的な感じで使ったのがこの曲。フリーBGMながら歌ものです。

歌詞はシンプルな方だと思いますが、夏の旅行のはじまりにはピッタリかな、と思い使いました。

特に歌詞にひっかけた意図とかはなく、8月29日投稿を目指して少ない時間で急ピッチで編集したのでパッと曲を決めた感じです。

part1「Something Happened on the Way to Heaven / Phil Collins」

今作ではフィル・コリンズの曲も使いました。もちろんくじ引きの人の影響です。

この選曲は、ぶっちゃけくじ引きリスペクト……いやむしろパクリといっていいくらいの安直な選曲です。なんたって「特急日帰り三連チャン」で釧路行き特急のシーンで使われている曲を、同じ釧路行きの列車ということで使ったわけですから。まあただ走行線区まで完全にカブらないよう、新得で違う曲に変えましたが。

フィル・コリンズは、歌詞にこもった社会への皮肉が非常に気に入りました。ボクと問題意識が近いのも気に入った理由のひとつ。そういうアーティストが日本には平沢師匠くらいしかいないので、新鮮ですしね。

part2「楽しく軽快に / yuki」(DOVA-SYNDROMEより拝借)

前作ではおやつのテーマとして使った曲ですが、今作では食事のテーマに格上げされました。やっぱり使いやすい曲です。

ただ、ずっとおんなじ曲ってのもなあ、と思い、part6からは別の曲(後述)に変えました。

part2「街角の女」(ゲーム「A列車で行こう3D」より)

夜の釧路を歩くシーンでジャズを流すのも、くじ引きの旅の人の動画に影響されてのことです。だって実際夜の釧路にジャズはピッタリなんですもん。

で、ボクはジャズの曲ぜんぜん知らないので、勝手知ったるA列車から選曲したというわけです。街角の女はA列車トップクラスの名曲なのでどこかで使いたいという思いもありました。

part3「Drive / Toshiyuki Azuma」(DOVA-SYNDROMEより拝借)

今回のシリーズでは、Toshiyuki Azumaさんの楽曲を多数使用しました。氏がゲーム「電車でD」シリーズの曲を多数提供しているからです(旧名の「AZU」さんと言えばわかるでしょうか)。

part3のレンタサイクルのシーンでこの曲を、さらに氏の他の曲をpart4のノロッコ登場シーンやpart5の東根室のシーン、part8の朝のえりも岬のシーン&日高本線の説明シーンにpart9の冒頭&代行バスのシーンにと、とにかくひいきしまくりました。

part3「Psycho Chemical」(フリーBGM・音楽素材 MusMusより拝借)

この選曲もくじ引きリスペクト。時間がなくて急いで移動するシーンでの使用。

チップチューンの曲は使いどころが難しいなあ、と普段感じていますが、その割に結構使ってますね、ボク。

part4「ルパン三世のテーマ ユーロビートアレンジ」

花咲線でかぶりつきをするシーンで使いました。

花咲線でルパンラッピングの車両が走っているので、「花咲線に心を奪われた」という心境にもひっかけて使ってみました。ユーロビートだからって別に電車でD的な意味で使ったワケではありません。

この曲には個人的に思い出がありましてね……。何かって? 「ブラックスターズ」でググればわかるんじゃないでしょうか。

part5「風の街-Anemurion- / 古根川広明」(DOVA-SYNDROMEより拝借)

風の街・根室を観光バスで巡るシーンで使いました。タイトルもそうですが、曲調も風光明媚な根室にピッタリです。「Anemurion」って実は根室のことなんじゃ……と思うくらいピッタリだな、と思いながら編集していました。実際のところは訊いてないので知りませんけども。

で、別バージョンもあるので、そちらはpart6で同じく根室観光のシーンに使いました。

part6「Positive / ムツキセイ」(DOVA-SYNDROMEより拝借)

シリーズ後半の食事のテーマとして使用。前述の通りずっと食事のテーマが同じってのもな、と思ってこの曲に変えてみました。

正直前の方が気に入ってたりしますが、それは秘密。

part7「Face / サトウヨシアキ」

「水曜どうでしょう」のアメリカ横断で、サンフランシスコを観光するシーンで使われていた曲です。超お気に入りなので使ってみた次第。

で、せっかくなので撮影・編集時にどうでしょうの当該シーンを少し意識してみました。ビート資料館を指さして駆け寄るシーンがそうですね。本当はそのシーンをサビにもってきたかったんですが、無理でした。でも代わりに旅のテーマであるグルメをサビに持ってこれたのでいいとしますか。

part7「Happy Song / Earl Klugh」

「幸福」(=Happiness)駅に行くシーンで、曲名にひっかけて使いました。

やっぱりアールクルーは聴いてよし、BGMに使って良しの名曲ぞろいです。

part8「潮騒 / ダックスムーン」

今回は道内旅行なんですが、またダックスムーン(秋田県のミュージシャンです)を使ってしまいました。

寂れた海沿いを海鳥とともに往くというシーンで、この曲が見事にしっくりきまして……。というかもう旅行前にこの曲で決まってたくらいです。

part8「ピアノ11」(魔王魂より拝借)

えりも岬を訪れるシーンでは、2回とも素直にフリーBGM素材を使用しました。

そしたらコメントで「何で森進一じゃないのん?」という旨のツッコミをいただきました。

いや、最初は使おうかとも思ったのですが、そらぁさすがに選曲が安直すぎるなと思ったのと、さすがに曲が古すぎて使う気にならないので、使わない選択をしました。

で、他に知っている曲でえりも岬にピッタリなものはなかったので、フリー素材を探しました。

part8「MLB on FOX アレンジ」(ニコニコ動画より剽窃拝借)

日高本線の代行バスが増えたという内容のタイミングでやらかしてしまいました。

どうもこのへんで張りつめていたものがはじけて、「ネタを挟まないと死んじゃう病」が出てしまったようです。それで、前々からどっかギャグシーンかなんかで使いたいと思っていた曲を無理やり使うという暴挙に出てしまいました……。

part9「Take Me Home / Phil Collins」

フィル・コリンズの代表的なナンバーのひとつ。ここではくじ引きリスペクトというよりは、直接札幌に帰ると視聴者に思わせるミスリードを狙った選曲です。

part9「1/6の夢旅人 ジャズアレンジ」(ニコニコ動画より剽窃拝借)

前作は物悲しい曲で締め、旅の終わりを悲しむ気持ちを表現しましたが、今作はむしろスッキリした気持ちで帰ったので、明るいこの曲で締めました。ただ他の動画でもさんざん使われている曲なので、原曲をそのまま使うのも芸がないと思い、ニコニコで見つけたジャズアレンジを持ってきました。オープニングと同じ曲で締めるというのも考えましたが、場面が夜だしなあ、と思い棄却。

本当は現在制作中の「白都交通通信」で使用する予定の楽曲でしたが、そっちの製作が難航しているので、今回もう使っちゃうことにしました。まあ別シリーズだから向こうでも使うかもですが。

「乗り鉄な旅行記」のトップに戻る

当サイトトップページに戻る