旅行記5日目 札幌エリア帰還 / 道東横断~グルメ時代を旅する~ - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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道東横断~グルメ時代を旅する~(平成27年8月23~27日)

5日目(平成27.8.27) 4/5ページ「札幌エリア帰還」

アイヌ民族資料館

静内駅から自転車で訪れたのは、真歌公園。ここに、アイヌ民族資料館があります。というわけで、様似に続いてまたアイヌ関連です。

まずは館内を見学。館内には、アイヌの住居であるチセを再現した展示や、アイヌの船などがあり、それらに関連する様々な展示とともに、アイヌ文化を生き生きと感じることができます。色彩豊かな装束の数々も、アイヌ文化の奥深さを教えてくれます。

また、アイヌ文化を語り継ぐために奔走した、「エカシ(長老)」と呼ばれる葛野辰次郎という人物に関する展示もありました。この人物については何も知りませんでしたが、とにかく偉大だと感じました。生きているうちに、自分が残したいと思う価値を人々に伝えることは、ボクにはできるでしょうか……。

館内の展示を一通り見たところで、お次は建物の付近にある、シャクシャインの像を見に行きます。シャクシャインはおそらくアイヌの偉人で最も知名度が高いであろう人物で、(和人の言うところの)江戸時代に和人に対して戦い(シャクシャインの戦い)を挑んだアイヌの首長です。像の写真を社会の資料集なんかで見て、そのポージングと、偉人ゆえの存在感が印象に残っていました。

実際に見ると、やはりというか、写真で見るのとはちょっと違って見えます。というか錆びまくってます。なので近くリニューアルするとか何とか。聞けばこの前年に行った鹿部間欠泉もリニューアルしたらしく、何でボクってこうタイミング悪いんでしょう、と……。

シャクシャインの像は、海の方角を指し示していました。その先にあるのは、松前藩。そういう意味を込めたポージングなんでしょうか。

もしかしたら、「鹿部はこっちだ!」……ってそんなワケないか。

ボクも彼が差す方に進めばいいなら楽ですが、人生は誰かが指し示してはくれません。切り開かねば。そんなこともチラッと考えていましたが、カラスがうざったいのでさっさと撤退。

それでは静内駅に戻ります。戻りは全体に下り勾配が多く、一気に下っていきます。と言っても中速コーナーが続くので、速度は若干殺し気味。で、また川を渡って、静内駅へ。自転車を返却して、駅舎内へ戻ります。

いざ、苫小牧へ戻らん

静内駅は、代行バスや路線バスを待つ学生で賑わっていました。ほどなく、観光バスの車両が入ってきて、学生の多くが乗車。

「代行バスはもうちょっとしたら来るかなあ」と思って待っていましたが、そこに「代行バスが到着した」とのアナウンスが。今来た観光バスがその代行バスだったようです。

というわけで、すぐに外に出て、バスに乗車。地元の酒井観光バスの車両で、座席はほとんど学生で埋まっていました。

乗客はほとんど学生で、少しうるさく感じるほど。混んでいる乗り物は3日目の釧路行き普通列車以来なので、新鮮にすら感じました。彼らは、乗り心地のいい観光バスと、定時性の高いJRのどちらを望んでいるのでしょうか。

バスは定時に発車。日高地方を後に、一路鵡川へ。

先ほどとは一転して、今度は線路の方が海に近いです(それゆえ災害に見舞われた)。海が満足に見えません。そのうえ日も傾いてきて、そもそも窓側の座席取れてません。

学生は各駅でどんどん下車していきます。清畠あたりで席を移動し、窓側の座席を確保。

時折海が見えますが、陽が落ちてきていて、しかも曇りなので暗いです。4年前に見たような夕日にきらめく海は堪能できず。

富川で残る学生は全員が下車。一気に車内は閑散としてしまいました。富川と鵡川の間が、日高と胆振の境目。当然学区も違うわけですね。

外もだいぶ暗くなってきて、ちょっと寂寥感が。札幌方面行きなのにね。

富川あたりは競走馬の産地として知られ、道路沿いには牧場がいくつも見られます。馬撮り放題です。

さらに進むと、シシャモの看板が見られるように。そして鵡川を渡ると、いよいよ鵡川駅。

丸2日ぶりの列車で札幌エリアへ

鵡川で代行バスからJRの苫小牧行きに乗り換え。鵡川から苫小牧までは休止されておらず、以前と時刻は違いますが列車が来ます。

すでに疲労はピーク。フラフラとバスを降り、駅舎を通ってホームへ。乗り換え時間は8分あり、その間に列車などを撮影。

列車は日高本線仕様のキハ40形350番台が2両。350番台は日高本線の仕事が激減し、現在は室蘭本線など他線区での運用に就くこともあります。現にこの年の6月に岩見沢→栗山で乗りました。

車内は実に閑散。原型のキハ40とは若干異なる座り心地のシートに腰掛け、発車を待ちます。

定刻通りに鵡川を発車。苫小牧までの約30分の道のりを往きます。

すでに空は暗く、車窓には時折工場の明かりが見えてきます。静かな車内から、しばし工業地帯の明かりを眺めます。

そして、6時24分。苫小牧駅に到着。見慣れた駅に列車が滑り込みます。勝手知ったる札幌エリアに、ついに戻ってきました。

苫小牧では、すぐに乗り換え。橋を渡って、4番線に停車中の普通列車に乗り換え。

ここで気づいた人はスゴイ。そう、この列車、札幌とは真逆の方向に行く列車です。

乗ったのは、6時28分発、室蘭行き。車両はキハ143形。

ここまで近くに来たのに、ストレートに帰らない。2月の東北旅行に続いて、またこのパターンです。

……ということで、もう一か所寄り道であります。

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