旅行記3日目 / 中坊2人、道東へ赴く - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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中坊2人、道東へ赴く(平成21年3月20~22日)

3日目(平成21.3.22) 知床斜里→札幌エリア

本日の行程

※当時の時刻表が手元にないので、2011年8月の時刻表をもとに作成しています。列車番号や細かい時刻が当時と異なる場合がございます。ご了承ください。

移動手段乗車(移動開始)出発時刻下車(到着地点)到着時刻
釧網本線・石北本線普通4722D→4654D知床斜里6:45北見8:49
特別快速きたみ北見9:12旭川12:20
函館本線普通2194M旭川13:41岩見沢15:22
函館本線普通3446M岩見沢15:35(到着駅は伏せます)-

オホーツク海にさよなら

あっという間に最終日。道東に別れを告げ、日常に戻る時です。

知床斜里駅を6時45分に発車する、北見行きの普通列車。車両は2日前に釧路から斜里まで乗ったのと同じ、キハ54。たしか車番まで同じだったと記憶しています。

車内で食事をとりつつ、流氷漂うオホーツク海を……と言いたかったところですが、この年は流氷のハズレ年。流氷はまったく見えませんでした。

仕方がないので、首をひねって進行方向と逆側を見ます。すると、窓の向こうには美しく雪化粧した知床の山々が。

それからしばらくして、網走に到着。駅構内には国鉄色のキハ183系が停まっており、「おおとり」のヘッドマークが掲げられていました。この編成はこの連休で団体臨時列車として走っていた(外部リンク)ようです。写真が残っていないのが実に惜しいです。

停車時間中にホームで写真を撮って(当時はまともなカメラを持っていなかったので「写ルンです」ですよ、ええ)、乗ってきた列車に戻りました。

列車は石北本線に直通し、北見まで足を伸ばします。そのまま終点の北見まで乗車。

特別快速きたみ

北見では、旭川行きの特別快速きたみに乗り換え。

特別快速きたみは、特急オホーツクを補完しつつ、特急料金不要ということで路線バスと勝負ができる列車でもあります。また18きっぷシーズンには、きっぱーにとって貴重な長距離普通列車としても活躍します。こういう「広域輸送ができる短編成の快速列車」には、当時から「萌え」を感じていました。それは今も変わっていません。

さっそく乗り換えようと思いましたが、駅員に「一旦駅に入るように」とアナウンスされ、改札を通ります。札幌エリア以外では「列車別改札」が行われており(まあ札幌駅を除く札幌近郊の駅でも形だけやってますが)、たとえホームに列車がいようとも、改札が始まるまでは乗ることが許されません。正々堂々と座席を取れ、と……。

列車は単行。改札には長い列。ですが、なんとか座席を確保できました。車両はかつて急行仕様だった車両。とはいっても、リクライニングしない分、先ほどの車両と比べて若干不満に思いました。

列車は北見駅を滑り出し、一気に道北の都・旭川に向かいます。

乗客は当然ながら鉄道ファンの比率が高かったです。白滝~上川の区間では、景色がよかったり信号場がいろいろあったりと面白そうなので前面展望しようと車両前部に向かったら、すでに数人の鉄道ファンが陣取っていました。低身長を生かしてうまく割って入り、何枚か写真を撮っていました。

キハ54形は普通列車としてはかなりのハイパワー。キハ183系でも苦しいという北見峠のヒルクライムでも65km/hをキープしていました。旭川~北見を(停車駅の多さを勘案すると)特急と遜色ない速さで結んでいることからも、キハ54の力強さがわかるというものです。

峠を越え、上川を過ぎると、大雪の山々が……見えず。この日もやっぱり晴天に恵まれませんでした。

そして12時20分、旭川に到着。

旅の終わり

このころは、旭川駅はまだ地上駅でした。新しい駅舎はだいぶできてきていましたが、まだまだ工事途上といった感じでした。

旭川では、初日の帯広と同様、次の列車までの1時間ほどの待ち時間を利用して、昼食をとりました。

旭川といったらラーメン。この前の年に学校行事やら家族旅行やらで複数回旭川を訪れ、旭川ラーメンがおいしいのをよく知っていたので、迷わずラーメンを選択。

駅付近のラーメン屋さん(青葉さんか梅光軒さんのどっちか)に入って、しょうゆラーメンを食べました。やっぱりどうおいしかったかは忘れましたが、とにかくおいしくて、夢中で食べていたのだけは覚えています。つーか思い出したかったら札幌にも旭川ラーメンの店たくさんあるんだから今食いに行きゃいいんだけども。

さらに駅のキヨスクで「いなきびだんご」なる名物を購入。ちょっとしたお土産にしようと思っていたのですが、この後列車の中で黒吉さんと2人で食べちゃいました。

さてもうすぐ旅も終わり。岩見沢行きの普通列車に乗ります。車両は711系。当時はまだ函館本線のほかに室蘭本線でも走っており、一線こそしりぞいたもののまだ現役、という感じでした。

2人でだべっていたら、気が付いたらボクらが乗っていた先頭車にはボクらと運転士以外誰もいなくなっていました。それをいいことにちょっと騒いだりしてましたね。

滝川からは、2日前にも乗った区間に。旅の終わりが刻一刻と近づきます。

岩見沢で札幌方面行きの列車に乗り換え。車両は721系でした。

そして自宅最寄りの駅で降り、旅は終わりを迎えました。

終わりに

こうして、中学生2人の初々しい旅が終わりました。

ここが、その後2度の東北旅行や道南・道東への旅行といった高校・大学時代の旅行の数々へとつながっていったのは間違いありません。

若干のトラブルこそあれ、長距離の移動や乗り継ぎを問題なくこなせたことは、大きな自信につながりました。また、普通列車での旅が好きになり(黒吉さんは全然そんなことないですけど)、以降の旅の指針のひとつが定まったのです。

さらに、これを機に、家庭の問題だったり部活で忙しかったりで盛り下がっていた鉄道ファンとしての情熱に再び火が付きました。そういう意味でも、この旅はまさに「原点」でした。

ボクの人生は、旅をして、成長して、の繰り返し。そのはじまりとなった、中学2年の冬? 春? ……とにかく中学生時代の出来事でした。

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