「ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか」

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道南の旅~鬼に誘われし者の受難~(平成26年6月5~6日)

1日目(平成26.6.5) 3/4ページ「海辺の小駅」

石倉駅に来てみたけど……

石倉駅は、小駅ではありますが、道路を挟んだすぐ向こうに海がある、ロケーションの良い駅です。森町の観光協会のWebサイトに、石倉駅付近の景色がよいと書いてあったので、降りてみたわけです。

駅舎を出ると、大音響で聞こえる波の音。少々荒れていたので、都会っ子+小心+普段海の近くに住んでいないボクはちょっとビビり気味に。天気は良くなかったですが、迫力ある情景で、その点はよかったです。つーか、すごい迫力で、5分もいればもうお腹いっぱい。

駅舎には、小駅によくある駅ノートが見当たらなかったので、自分で駅ノートを設置してみました。石倉駅を訪れた方、是非書き込んでください(もうなくなってたりして)。駅を管理している森駅の駅長様、問題がありましたら申し訳ありません。

このあとは、普通列車を待っていると大幅なタイムロスになるので、バスで森駅に向かいます。そのため、国道5号にあるバス停を目指して坂を上ります。

国道に出ると、すぐにバス停が見つかりました。その付近には、「駒ヶ岳」の看板。が、肝心の駒ヶ岳は霧で見えず。というか、もう海すら見えません。「心で見るんだよ、心で!」ってか?

天気がよかったらいいのですが、景色が見えないとなると、ただただ暇。お店やバス待合室で時間をつぶし、バスを待ちます。

バスは数分遅れで到着。函館バスの函館行きです。

霧の向こうに

石倉地区を抜けると……霧晴れたやんけ!つーかそこそこ天気いいやんけ! ……この日泊まった宿の管理人に聞いた話ですが、石倉のあたりは地理的に特に霧が出やすいんだとか。

というわけで、海の景色を堪能。で、左前を見ると……きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ駒ヶ岳見えたあああああああああああああああああああああああああああ!! かなり近くに、独特の形をした駒ヶ岳が見えました。近くでも見れるとは……と、感動しきりでした。

森駅が近づいてきたので、運賃490円分の小銭を用意……したところで、駒ヶ岳が見えたことによる興奮や、乗り換え時間が短いことによる焦りもあってか、小銭を持っていた右手に膝蹴りをかましてしまいまして、100円ロストしてしまいました……。

なにはともあれ、森駅に到着。ここからは、長万部で買っておいた、先述の「はこだて旅するフリーパス」を使います。急いで改札を抜け、列車に乗りました。

列車は大沼行きという非常に半端な運用。森駅発車時点では、乗客はほぼ学生のみ。

やっとこさ函館へ

この大沼行きの列車は、駒ヶ岳回り。この区間は普通列車で移動するのは初めてです。

発車後しばらくは、間近に見える駒ヶ岳の威容に見とれていました。

列車は、駒ヶ岳まではかなりゆっくり走ります。ゆっくりというよりは、急勾配でまったく速度が上がらないといった方が正確でしょうか。

大沼公園で、外国人観光客などの乗車がありました。さすがは大沼、この季節の、しかも平日でも観光客がしっかりいますね。

大沼で函館行きに乗り換え。このとき、先ほどの観光客の方々が後ろのドア(前乗り前降りのため開かない)の前で立ち尽くしていましたから、前のドアに誘導。まあ、後ろが開かないのは、知らないとわかりませんからね。

いよいよ目的地・函館が近づいてきます。七飯あたりの平野を見下ろす景色、好きなんですよね~。

そして5時39分、ようやく函館到着。自宅を出てから半日が経過しています。

1日目 札幌→函館

  1. 1.鬼の導き
  2. 2.ほぼ孤独の駅グルメ
  3. 3.海辺の小駅
  4. 4.夜の函館

2日目 函館・大沼・鹿部観光→札幌

  1. 1.函館朝市
  2. 2.大沼・鹿部は霧の中
  3. 3.摩周丸
  4. 4.ラスボス登場

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