旅行記 一日中711系だけの旅(前) - ゲニウス(北)の北海鉄旅いいじゃないか
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一日中711系だけの旅(平成26年8月17日)

今年度末、JR北海道の711系電車が引退します。ボクにとっても、非常に馴染み深い車両で、引退を残念に思っています。

というわけで今回は、711系に乗ることを目的とした旅(というか散歩)です。普通の旅ではなく、企画旅行じみたものです。題して、「一日中711系だけの旅」。

タイトルの通り、711系運用の列車のみを使います。その他の公共交通機関は使用不可。この縛りを厳守し、自宅から札幌駅までは自転車で40分かけて移動しました。実にバカげた散歩です。

変な旅なので、ほとんど乗ってばかりであることを予めご了承ください。

旅の記録・前半

本日の行程

移動手段乗車(移動開始)出発時刻下車(到着地点)到着時刻乗った編成
函館本線普通126M札幌7:15小樽8:03S-117編成
函館本線普通2151M小樽8:10旭川12:42S-117編成
函館本線普通2220M旭川13:38美唄15:04S-117編成
函館本線普通2254M美唄19:00岩見沢19:17S-108編成
区快いしかりライナー3264M岩見沢19:36札幌20:17S-106編成

まずは小樽へ

朝6時すぎ。JR札幌駅にボクはいました。

一日散歩きっぷを買い、ホームへ。少々列車を撮影しました。そのうちに、乗車する列車が3番線に入線してきました。小樽行き普通列車。車両はもちろん711系。

列車は定刻に発車。少ししたら、駅弁を開封。大好きな「石狩鮭めし」。走行中の国鉄車両のボックスシートに座り、駅弁を食べる。実に風情があります。

列車は札幌の街並みをゆっくり走ります。というか、駅間が短くて711系では加速が満足にできません。

札幌運転所には、同じ711系の姿が。これから長旅へと向かうこの列車を見送るように佇んでいました。

銭函を過ぎると、右手に海が広がります。函館本線屈指の風景。

ここで窓を開けようとしたんですが、何とボクが座っていた座席の窓が壊れていて開きませんでした。塗装もボロボロだし、いくら引退目前とはいえ痛々しいと思いました。こんな状態で走って、引退直前にトラブったら、ちょっと車両が可哀想というものです。

で、小樽に到着。隣に停まっている長万部行きに乗り換えるようなことはせず、乗ってきた列車にまた乗ります。

この折り返しこそ、小樽発旭川行きの711系ロングラン運用、2151M(当時)です。

今回の目的のひとつが、この列車の全区間完乗。というわけで、一路旭川へ。

ロングラン列車に揺られ

2151M。最高速度110km/h。速度種別、停電B0。牽引定数、711系2M4T(岩見沢から1M2T)。

総走行距離、170.6km(営業キロで計算)。所要時間、実に4時間32分。

長旅が始まります。意気揚々と列車に乗車。向かいのホームの長万部行きを見送ってから、列車はゆったりと発車しました。

編成は、S-117編成+S-114編成(原色)。岩見沢までは、堂々の6両編成です。

札幌までは、ついさっき来た道を引き返すだけ。しかし、札幌に向かう列車なので、先ほどとはうってかわって乗客が増えていきます。

手稲で、快速ニセコライナーの待避。気動車(キハ201系)が電車を抜くという場面。しかも性能まで気動車の方が上と来たものだから妙な待避です。

ところで、札幌行きのニセコライナーは3両編成。この日も普通列車の乗客を吸って結構な混雑でしたが、平日は大丈夫なのでしょうか。

札幌では数分の停車。札幌までは運転席後ろにかぶりついていましたが、ここで座ろうと思い、車内を見渡しました……が、空いてない。意外と混雑。中には酒盛りを始めるグループも。(※午前9時台です)

江別を過ぎると、駅間が伸び速度が上昇。晴天の中、気持ちいい走りでした。

幌向でまた待避。今度は特急スーパーカムイ。

711系最後の楽園

岩見沢に到着。結構客が降りていきました。行楽日和なので、グリーンランドにでも行くのでしょうか。

ここで長時間停車をして、後ろ3両を切り離し。連結部には人だかりが。じきに見られなくなる光景とあっては、当然といったところ。

この間にまたしても特急を待避。その後、後続の普通列車に追い付かれます。通常ダイヤでこの有り様。2151Mはひとつの列車というより、実質岩見沢で一区切り、というわけでしょう。

列車は旭川を目指して再び走り出し、田園の中を快走していきます。ここからは、711系がまともに運用される最後の区間。札幌近郊を追われ、室蘭本線を追われた711系の、いわば最後の楽園です。

時折窓を開け(今度はちゃんと開きました)、心地よい風を顔に受けます。こうした楽しみも、711系ならでは。721系は窓が開きませんからね。

車内はほどよく混雑。一般客、鉄道ファンに、登山客と思しき人まで。多様な顔ぶれです。

滝川に到着。ここでも長時間停車。流石に退屈に感じました。で、またしても特急2本を待避。ここまで、計5本の列車に抜かれました。まさに「鈍行」という感じです。

ここで一度改札を抜け、旭川までのきっぷを買って再入場。一日散歩きっぷは滝川から先はエリア外なので、ここからは別料金です。

長い停車時間も終わり、発車。ここからは旭川までまっすぐ向かいます。

深川を過ぎるとトンネルの連続。トンネルに入るたび、警笛が鳴らされます。かっこいい。

列車はまだ新しい高架を上り、ついに旭川に到着。これにて2151M完乗達成

旭川の新駅舎から

ボク、高架化後に旭川に来るのは、これが初めて。ようやく新駅舎と対面し、立派な駅になったなあ、と感激しきりでした。

駅南口は忠別川を望むロケーション。ここで、駅で買った谷口牧場のトマトジュースを飲みました。なかなか濃厚な味。旭川の太陽が容赦なく照りつける中、ひんやりしたトマトジュースは実においしかったです。

散歩をしたり駅を撮影していると、次の列車の時間に。はい、もう旭川終わりです。

岩見沢行きに乗車。先ほどの折り返しです。早くも戻る方向に向かいます。

発車後、駅弁を食べます。今度は、旭川駅の「蝦夷わっぱ」。美味でしたが、旭川に来て海鮮丼ってのもなあ……。まあいいや。ってな感じで、この辺からグダってきます

デザートに、さんくろうどさんの「蔵生」。非常においしいのですが、よく考えればこれ、札幌で買えます。こういう余計な気づきが、旅気分を壊す……。まあ企画旅行だし、いいか。

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