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札幌~旭川:特急「ライラック」「カムイ」など / 北の特急(+α)図鑑

「ライラック」「カムイ」などの概要

特急「ライラック」・特急「カムイ」は、札幌と旭川を結ぶ特急列車の代表格です。

136.8kmとJR特急としては短めの距離を、おおむね30分~1時間間隔、所要時間1時間25分(標準)で走ります。「本数が多い」「パターンダイヤ」「スピードが速い」の3拍子揃った特急で、「プチ新幹線」とでも言うべき利便性を誇ります。

札幌~旭川間を走る特急には、このほか札幌~網走間の特急「オホーツク」、札幌~稚内間の特急「宗谷」があります。

観光シーズンには、臨時特急「ライラック旭山動物園号」が運行されることがあります。

ビジネスはもちろん、旭山動物園への旅行などに是非使いたい列車です。また他の列車に乗り換えて、富良野へ、北見・網走へ、名寄・稚内へ、と道北・道東の各地に移動するのにも便利です。

列車データ

運行区間・本数

愛称運行区間本数車両グリーン車普通車指定席自由席
ライラック札幌~旭川14往復789系基本番台1号車の一部1号車の一部、2号車
(一部列車は3号車も)
3~6号車
(一部列車は4~6号車)
カムイ札幌~旭川10往復789系1000番台なし4号車(uシート1~3・5号車
オホーツク札幌~旭川~網走2往復キハ183系3号車の一部2号車の一部、3号車の一部、4号車1号車、2号車の一部
宗谷札幌~旭川~稚内1往復キハ261系基本番台1号車の一部1号車の一部、2・3号車4号車

「ライラック」と「カムイ」の違いは、列車の両数、グリーン車の有無、uシートの有無などです。ただし、自由席の設備はほぼ同じで、標準の所要時間は両列車とも1時間25分です。自由席を使うぶんには大きな違いがありません。


基本的にはパターンダイヤとなっており、札幌・旭川の両駅から毎時00分に発車します。朝と夕方には毎時30分発の特急も運行されます。

札幌→旭川方面
635 56
730 49
830
900 30
10~1300
14~1900 30
20~2200
2305
旭川→札幌
518
600 45
718 55
830
900 47
1000 30
11~1300
1400 30
1500
16~1800 30
19・2000
2117 30
2200

このほか、札幌市内でイベントが開催される場合などに、札幌発旭川行きの臨時特急が設定されることがあります。

各駅の時刻や臨時列車の運行状況などは、JR北海道のWebサイト、または市販の時刻表でお確かめください。

なお、臨時列車の情報は、当サイトの「北海道内の臨時列車情報」でも随時公開しています。

停車駅

停車駅の基本形は、「岩見沢・美唄・砂川・滝川・深川」です。

札幌行きオホーツク2号、および札幌行き宗谷は、美唄・砂川を通過します。

所要時間

札幌~旭川間は、特急「ライラック」「カムイ」で標準1時間25分です。表定速度は、JR在来線トップクラスの96.6km/hです。

ただし、朝の札幌行きライラック4号・カムイ6号・カムイ8号は、これよりも数分~十数分程度多めに時間がかかります。

最速列車は、なんと気動車の札幌行き「宗谷」です。その所要時間、実に1時間24分。

そのほかの「宗谷」「オホーツク」は、所要約1時間30~40分と、やや遅めです。

車両・車内設備

形式名車両デビュー年車体傾斜装置担当列車
789系基本番台平成14年12月なしライラック
ライラック旭山動物園号
789系1000番台平成19年10月なしカムイ
キハ183系昭和56年10月なしオホーツク
宗谷の代走
キハ261系基本番台平成12年3月なし宗谷
ノースレインボーエクスプレス平成5年7月なし宗谷の代走

以下、定期列車の通常編成で運転される場合の車内設備(座席数・トイレなど)の情報を掲載しています。JR北海道のWebサイト内の「列車ガイド」も、あわせてご参照ください。ただし代走や増結などで、この通りではない場合も多々ありますのでご了承ください。

ライラック13・15・25・35号、ライラック18・22・34・36号:789系基本番台(6両編成)

旭川行きライラック13・15・25・35号、および札幌行きライラック18・22・34・36号は、旭川で他の特急列車と接続する関係で、指定席が3両となっています。

←旭川 1号車2号車3号車4号車5号車6号車 札幌→
指:15席指:14席指:60席指:68席自:64席自:68席自:54~56席
- ---

凡例(別ウインドウで開きます)

4号車が指定席となる場合があります。

上記以外の「ライラック」:789系基本番台(6両編成)

指定席は旭川寄り2両です。

←旭川 1号車2号車3号車4号車5号車6号車 札幌→
指:15席指:14席指:60席自:68席自:64席自:68席自:54~56席
- ---

凡例(別ウインドウで開きます)

3・4号車が指定席となる場合があります。

「カムイ」:789系1000番台(5両編成)

他の列車とは異なり、普通車指定席が「uシート」となっています。広々とした座席で、快適なひとときをお過ごしいただけます。

←旭川 1号車2号車3号車4号車5号車 札幌→
自:52席自:64席自:68席指:49席自:50席
--

凡例(別ウインドウで開きます)

「オホーツク」:キハ183系

基本的に4両で運行されます。多客期や車両繰りの都合などで、車両が変わったり、5~6両編成になったりすることが頻繁にあります。

←旭川 1号車2号車3号車4号車 札幌→
自:40~68席指:36席 / 自:24~32席指:16席指:21席指:40席
---
- - -

凡例(別ウインドウで開きます)

増結される場合は、基本的に札幌方に指定席車両が増結されます。増結される車両の形式区分によって、室内の装備が異なります。

なお3号車には、ごくまれにトイレが和式でおむつ交換台がない車両が入ることがあります。「3号車は全室グリーン車」という風な変更があった場合は要警戒です。

「宗谷」:キハ261系基本番台

基本的に4両で運行されます。多客期やエゾカンゾウのシーズンなどには、6両編成となることがあります。

←旭川 1号車2号車3号車4号車 札幌→
指:9席指:28席指:60席指:51席自:56席
-- -

凡例(別ウインドウで開きます)


増結されて6両になる場合には、主に次の2パターンがあります。(この限りでない可能性があります)

パターン①
←旭川 21号車22号車1号車2号車3号車4号車 札幌→
指:9席指:28席自:60席指:9席指:28席指:60席指:51席自:56席
---- -
パターン②
←旭川 1号車2号車3号車4号車5号車6号車 札幌→
指:9席指:28席指:60席指:51席指:56席自:51席自:56席
-- - -

凡例(別ウインドウで開きます)

ライラック旭山動物園号

多客期などに、ライラック5号・ライラック38号の代わりに、同じ時刻・停車駅で「ライラック旭山動物園号」が運行されることがあります。

車両は通常と同じく789系基本番台です。ただし、指定席3両での運行となります。また、グリーン車は営業せず、1号車旭川方の半室は記念撮影スペースとして使用されます(岩見沢~深川間)。

  • 札幌8:30発 → 旭川9:55着
  • 旭川17:30発 → 札幌18:55着
←旭川 1号車2号車3号車4号車5号車6号車 札幌→
記念撮影スペース指:14席指:60席指:68席自:64席自:68席自:54~56席
- ---
-

指定席(予約)? 自由席?

基本的には自由席をおすすめします

朝(おもに6~9時台)の札幌行きと夕方の札幌発旭川方面行き、および土休日の「ライラック5号」は、比較的自由席が混雑しますので、指定席のご利用もご検討ください。

旭川行きライラック13・15・25・35号、および札幌行きライラック18・22・34・36号は、自由席が3両と少なめで、かつ時期により混雑しますので、指定席のご利用もご検討ください。

また、旭川で他の特急列車と乗り継ぐ場合は指定席をおすすめします。旭川で2本の特急を乗り継ぐ場合は特急料金が通しでの計算となるという特例があるという点と、旭川で乗り換えとなる「大雪」「サロベツ」は自由席が少ない点を考えると、指定席がベターです。ただ、乗り換えた後で和寒や上川で降りてしまう場合は、自由席でもよいかと思います。

ライラック旭山動物園号を利用する場合も、指定席をおすすめします。自由席が3両しかないので、自由席は大混雑が予想されます。

なお、「カムイ」の指定席は快適な「uシート」となっていますので、車内でパソコンを使われる方や、ビジネス以外でも快適な移動を楽しみたい方にはおすすめです。

指定席の予約は、乗車する日の1か月前の午前10:00から、全国のJRの駅のみどりの窓口や、JRの予約サイト「えきねっと」、主な旅行会社で行えます。(例:5月1日乗車分は4月1日10:00発売。5月31日乗車分は5月1日10:00発売。)ただし、「えきねっとトクだ値」(おトクなきっぷの項目にて後述)は「えきねっと」限定での発売で、1か月と1週間前から事前予約が可能となっています。

車窓

旭川に向かって左側は、江別の美原大橋が見られるほか、岩見沢~深川間で広々とした石狩平野の田園地帯が楽しめます。

旭川に向かって右側は、豊平川・千歳川・石狩川といった川の景色が楽しめます。

車内販売はありません

「ライラック」「カムイ」「オホーツク」「宗谷」では、車内販売はありません。また、車内に自動販売機がありません。

お飲み物やお食事などは、あらかじめ駅の売店や周辺のコンビニなどでお買い求めのうえ、ご乗車ください。

おトクなきっぷ

「ライラック」「カムイ」などでは、以下のおトクなきっぷが使用できます。(フリーきっぷは割愛します)

Sきっぷ

特急の自由席に往復で乗れる割引きっぷです。

指定席に乗車する場合は、別に指定席料金(520円)が必要です。またグリーン車に乗車する場合は、別にグリーン料金(100kmまで1,280円、200kmまで2,750円)が必要です。

えきねっとトクだ値(乗車券つき)

インターネット限定のきっぷで、特急列車の普通車指定席に格安で乗車できます。予約を「えきねっと」で行い、駅の指定席券売機またはみどりの窓口できっぷを受け取ることで利用可能になります。

「ライラック」のみの設定で、割引額は45%です。

片道のみの発売です。また、グリーン車指定席および普通車自由席の設定はありません。

ご指定の列車以外は乗車できません。ただし、ご指定の列車に乗り遅れた場合は、別途特急券を買い足せば、後続の特急列車に乗車できます。

札幌快得きっぷ

士別・名寄から出発して、札幌まで往復できるきっぷです(札幌発の設定なし)。札幌~旭川間は特急列車の自由席、旭川~士別・名寄間は普通列車に乗車できます。

札幌~旭川間で指定席に乗車する場合は、別に指定席料金(520円)が必要です。またグリーン車に乗車する場合は、別にグリーン料金(100kmまで1,280円、200kmまで2,750円)が必要です。

旭川~士別・名寄間は、別に自由席特急券(1,130円)を買えば、特急の自由席に乗れます。ただし指定席およびグリーン車には乗車できません。

途中下車はできません。たとえば途中旭川で乗り換える際に改札を出てしまうと、きっぷは回収されてしまいます。

なお、往復とも全区間で特急に乗る場合は、Sきっぷの方が安くつきます。

富良野・札幌往復きっぷ

富良野から出発して、札幌まで往復できるきっぷです(札幌発の設定なし)。特急列車の自由席が片道あたり1回ずつ使えます。ただし、旭川経由では使えません。

具体的には、次のどちらかの方法で使用します(往復で異なる方法を使っても可)。

  • 札幌~富良野間を臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」で移動
  • 札幌~滝川間を特急で、滝川~富良野間を普通・快速列車で移動

指定席に乗車する場合は、別に指定席料金(520円)が必要です。またグリーン車に乗車する場合は、別にグリーン料金(札幌~滝川間で1,280円)が必要です。

途中下車はできません。たとえば途中滝川で乗り換える際に改札を出てしまうと、きっぷは回収されてしまいます。

旭山動物園きっぷ

札幌・滝川から旭山動物園に行く際に便利なきっぷです。次のものがセットになっています。

  • 発駅~旭川駅間は、特急列車自由席を往復で利用可
  • 旭川駅~動物園間は、バス(あさでん)を往復で利用可
  • 動物園の入園券

指定席に乗車する場合は、別に指定席料金(520円)が必要です。またグリーン車に乗車する場合は、別にグリーン料金(札幌~旭川間で2,750円)が必要です。

子どもの設定はありません(動物園は中学生以下無料のため)。

旭山動物園アクセスきっぷ

上記「旭山動物園きっぷ」から入園券を抜いたものです。

動物園に無料で入れる小学生・中学生の方、および動物園の年間パスポートなどをお使いの方は、入園券が要りませんので、こちらのきっぷが便利です。

ふらの・びえいフリーきっぷ

旭川・美瑛・富良野エリアを周遊する際に便利なきっぷです。

札幌からフリーエリアまでの往復には特急列車の自由席が利用可能です。

指定席に乗車する場合は、別に指定席料金(520円)が必要です。またグリーン車に乗車する場合は、別にグリーン料金(100kmまで1,280円、200kmまで2,750円)が必要です。

フリーエリア内では、普通列車に乗り放題です。エリアの範囲は以下の通りです。

  • 函館本線の 滝川~旭川間
  • 根室本線の 滝川~幾寅間
  • 富良野線 全線

フリーエリア内相互の移動で特急列車に乗車する場合は、別に特急券が必要です。

マル得ネットレンタカーオプション券

特急を降りた後で、駅レンタカーに乗り換える際に便利なオプション券です。

「ふらの・びえいフリーきっぷ」を使用し、旭川駅または富良野駅でレンタカーを借りる場合のみ使用可能です。車の乗り捨て(ワンウェイ利用)はできません。

借りる車の車種や、利用時間などに制限があります。

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