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札幌~新千歳空港:快速「エアポート」など / 北の特急(+α)図鑑

新千歳空港連絡列車の概要

札幌と新千歳空港の間には、快速「エアポート」をはじめとした連絡列車が運行されています。エアポートは、日中15分間隔と運行本数が多く、空港利用客や通勤通学客など大量の乗客を日々運んでいる、JR北海道のエースです。

新千歳空港からは「エアポート」などで札幌・小樽方面に行くことができるほか、隣の南千歳で乗り換えれば、苫小牧・登別・室蘭・洞爺・函館方面、およびトマム・帯広・釧路方面にも便利に移動できます。乗り換えは面倒ですが、日中は同じホームで乗り換えが可能となっており、便利になっています。

札幌~新千歳空港間の所要時間は、最短で37分です。

列車データ

運行区間・本数

新千歳空港アクセス列車の主役は快速「エアポート」です。6両編成で、ほとんど全ての時間帯で運転されます。約半数が小樽まで快速運転されます。

日中はエアポートが15分間隔で走っており、このうち2本に1本が小樽発着です。小樽直通便と札幌発着便が交互に運行されます。

朝晩のエアポートの一部は、札幌より西で普通列車として運行され、各駅に停車します。このパターンは、小樽発着のほかに、途中の手稲・ほしみ発着や、1往復だけですが学園都市線経由で石狩当別を発着する列車もあります。

快速エアポートの4号車は、指定席「uシート」です。ご乗車には、乗車券のほかに指定席券(520円)が必要です。ただし、普通列車として運行されている区間では、4号車を含めて全車自由席となります。

早朝・夜間には、新千歳空港に乗り入れる普通列車があります。6両編成で、すべて自由席です。


日中の運行パターンの例は次のような感じです。

新千歳空港行き
始発小樽札幌小樽札幌
小樽 発1130--1200--
札幌 発1205122012351250
新千歳空港 着1242125713121327
新千歳空港発
行先小樽札幌小樽札幌
新千歳空港 発1200121512301245
札幌 着1237125213071322
小樽 着1315--1345--

快速エアポートのうち、以下の列車は札幌より西が普通列車です。普通列車として走る区間では、各駅に停車し、座席はuシートを含めすべて自由席となります。

  • 新千歳空港行き……快速エアポート60・64・70・74・82・84・90・196・202号は、札幌まで普通列車。
  • 新千歳空港発……快速エアポート83・91・187・195・201・217・221・223号は、札幌から普通列車。

以下の列車は、普通列車です。一部列車はサッポロビール庭園駅を通過しますが、そのほかは各駅に停車します。

座席はすべて自由席です。uシートが連結される列車が大半ですが、uシートも自由席です。

  • 新千歳空港行き……札幌6:02発と、札幌20:05発以降の一部列車
  • 新千歳空港発……新千歳空港7:48発以前の全列車

各駅の時刻は、JR北海道のWebサイト、または市販の時刻表でお確かめください。

停車駅

快速エアポートの停車駅の基本形は、「小樽・南小樽・小樽築港・手稲・琴似・札幌・新札幌・北広島・恵庭・千歳・南千歳・新千歳空港」です。

新千歳空港行き快速エアポート60~76号・202号、新千歳空港発快速エアポート205~227号は、白石駅に停車します。白石では、江別・岩見沢方面の普通列車と乗り換えができます。

また先述の通り、札幌以西で普通列車になる便は、札幌~手稲・ほしみ・小樽・石狩当別間の各駅に停まります。

所要時間

札幌~新千歳空港間は最短37分、小樽~新千歳空港間は最短1時間12分です。

日中のエアポートの表定速度は、札幌~新千歳空港間で75.6km/hです。あの京急快特が品川~横浜間で78.4km/hと言えば、速さがわかるでしょうか。

車両

形式名車両デビュー年自由席の仕様
733系3000番台平成26年8月ロングシート
721系(6両固定編成)平成5年クロスシートまたはセミクロスシート

これらの車両は形式の区別なく使われているので、どの列車にどの車両が来るかは決まっていません。

4号車は指定席「uシート」です。

新千歳空港7:04・7:23・7:34・7:48発の普通列車と、札幌20:05・20:15・20:55・21:10・21:38・21:51発の新千歳空港行き普通列車は、同じくuシートを連結した733系・721系の6両編成です。uシートを含めて、全車自由席です。お好きな席にお座りください。


札幌6:02発の新千歳空港行き普通列車と、新千歳空港6:56発の普通列車は、3両編成の列車を2本繋げた6両での運転です。車両は733系・735系・731系・721系のいずれかが使用されます。違う形式の車両どうしが連結されることもあります。すべて自由席です。

733系・735系・731系は、ロングシートです。721系の普通列車用車両は基本的に転換式クロスシートで、F-1009編成のみuシートを連結しています(普通列車の場合は、uシートも自由席となります)。

車内設備

快速「エアポート」の車内設備(座席数・トイレなど)の情報です。JR北海道のWebサイト内の「列車ガイド」も、あわせてご参照ください。

733系3000番台

←新千歳空港 1号車2号車3号車4号車5号車6号車 小樽→
自由:46席(ロングシート)自由:52席(ロングシート)自由:48席(ロングシート)指定:43席自由:52席(ロングシート)自由:47席(ロングシート)
- ---
-- --

凡例(別ウインドウで開きます)

721系5000番台

←新千歳空港 1号車2号車3号車4号車5号車6号車 小樽→
自由:48席自由:56席(うちロングシート16席)自由:55席(うちロングシート18席・跳上1席)指定:43席自由:56席(うちロングシート16席)自由:47席
- ---
-- --

凡例(別ウインドウで開きます)

721系4000番台

←新千歳空港 1号車2号車3号車4号車5号車6号車 小樽→
自由:48席自由:48席自由:55席(うちロングシート18席・跳上1席)指定:43席自由:48席自由:47席
- ---
-- --

凡例(別ウインドウで開きます)

721系3000番台

←新千歳空港 1号車2号車3号車4号車5号車6号車 小樽→
自由:48席自由:48席自由:47席指定:43席自由:48席自由:45席
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-- --

凡例(別ウインドウで開きます)

ご利用ガイド

快速エアポートをご利用の方にお役立ちの、「エアポートの乗り方」のような話をば。

札幌駅から新千歳空港行きの乗り方

新千歳空港行きの快速エアポートは、全列車が5・6番線から発車します。

改札口にある電光掲示板では、新千歳空港行きの列車だけが表示されるコーナーがあります。他の行き先の列車とは区別されて表示されています。

ご乗車の際は、ホームの電光掲示・列車の行先表示を見て、「新千歳空港行き」であることを確認してください。5・6番線には新千歳空港に行かない列車も来ます。行先が「新千歳空港」ではない列車は、空港には行きませんので、ご注意ください。

特に、「千歳行き 普通列車」と間違えやすいので、じゅうぶん注意してご利用ください。

ホームでは、「エアポート」と書かれた黄色の掛け札を目印に、2列に並んでお待ちください。掛け札の色が緑だったり、「エアポート」と書かれた掛け札がなかったりする場合は、ホームを間違えています。

なお、早朝・夜間の新千歳空港行きの普通列車は5・6番線以外のホームから出発するものもあるので、ご乗車の際は駅の改札口で列車の発車番線をお確かめください。


指定席uシートに乗車する場合は、指定席券売機か「みどりの窓口」で、指定席券をお買い求めください。

uシートに空席があるかは、券売機付近にある電光掲示板で確認できます。

指定席について

指定席「uシート」について何回か触れていますが、ちょっとこんがらがってしまった方もいるかと思います。

uシートは、「エアポートなら指定席、それ以外なら自由席」と覚えてください。

普通列車・区間快速列車にuシートがある車両が入ることがありますが、すべて自由席です。また、一部区間で普通列車として運転されるエアポートは、快速区間(札幌~新千歳空港)ではuシートが指定席になり、普通列車区間では全車自由席になります。

南千歳駅での乗り換え

新千歳空港と、苫小牧・登別・室蘭・洞爺・大沼公園・新函館北斗・函館方面、もしくはトマム・新得・帯広・釧路方面の間を列車で移動する場合は、南千歳駅でお乗り換えとなります。

日中は、快速エアポートと函館・釧路方面の列車は同じホームに入ります。つまり、函館・釧路方面から来た列車は1番線、新千歳空港行きエアポートは2番線。新千歳空港から来たエアポートは3番線、函館・釧路方面の列車は4番線に来ます。

よって、南千歳では降りた向かいの乗り場で列車をお待ちください。

朝と夜間は、階段を通って乗り換えしなければならない場合があります。車内放送での乗り換え案内、または駅の電光掲示板で乗り場をお確かめください。

停車中は……

自由席車両は、一部にドアボタンが付いています。小樽・札幌・新千歳空港など、列車の始発駅や、停車時間が長い駅では、乗客のボタン操作でドアを開け閉めできます。

乗る時は、ドア横の「開ける」のボタンを押して、ドアを開けてください。

列車に乗ったら、車内の「閉める」のボタンで、ドアを閉めてください。ドアを開けっ放しにしていると、夏は車内が暑く、冬は致命的に寒くなってしまい、車内保温のためにたくさんの電力を使います。

閉める時は、他の乗客がドアに挟まれないよう、十分注意してください。「閉める」のボタンを押した後、ドアが閉まりきるまでは「開ける」のボタンに手をかけておくのをおすすめします。

列車が進む方向

721系の荷棚には、赤と青の矢印が描かれたステッカーが貼ってあります。青色の方向が、新千歳空港方面です。座席の向きを変える際は、矢印を見るとラクに進行方向が分かります。

おトクなきっぷ

新千歳空港を利用する場合、以下のおトクなきっぷが使用できます。(フリーきっぷは割愛します)

乗車券往復割引きっぷ

運賃だけの往復割引きっぷです。往復乗車券とは異なります

このきっぷ単体では普通・快速列車にしか乗れません。特急列車に乗るには、特急券と組み合わせる必要があります。特急券は、自由席特急券も使用できます。


乗車券往復割引きっぷは、新千歳空港発着の設定もあります。登別から洞爺までの区間に設定されています。いずれも有効期間6日、こども半額です。

区間単体での値段自由席特急券と組み合わせた値段
新千歳空港⇔登別~幌別2,500円4,760円
新千歳空港⇔東室蘭~室蘭2,800円5,060円
新千歳空港⇔伊達紋別3,620円7,220円
新千歳空港⇔洞爺4,130円7,730円

特急券は、実際に特急列車に乗る区間だけ買えばOKです。

たとえば、「新千歳空港~伊達紋別」の乗車券往復割引きっぷを持って、空港からエアポートで南千歳に行って、特急すずらんに東室蘭まで乗って、普通列車で伊達紋別まで行った場合、特急に乗った「南千歳~東室蘭」間の特急券があれば大丈夫です。

また、登別に行くのに南千歳・苫小牧で乗り換えてぜんぶ普通・快速列車で行くというような場合には、特急券は要りません。乗車券往復割引きっぷだけを持っていれば問題ありません。その場合、一日散歩きっぷの方がいい場合もありますがね……。

各駅での乗り換え案内を見る

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