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今年の漢字は「虚」にすべきだ!(平成27年12月3日)

今年もはや年の瀬。今年はボクにとって、動画投稿や大型旅行など、挑戦の年でした。詳細はプライバシーなんで書きませんが、リアルでも色々な挑戦をしてきました。

2月の東北旅行の旅行記動画のオープニングとした曲が、「ここではない、どこかへ」。20歳を迎えた今年は、まさにこの「ここではない、どこかへ」という言葉がボク個人にとっての一年の総括にピッタリだと思っています。

さて、このコーナーでは昨年に勝手に「今年の漢字」を選んでみました。今年もやってみようと思います。

今年の事件や世相を考慮して少々考えた結果、あっさりと決定しました。

その一文字は、「虚」です。

なぜ「虚」か?

今年もネガティブな漢字を選んでしまいました。冒頭の話に逆行してでもそのような文字を選んだ理由をだらだら講釈たれていきます。

思うに、世の中は「虚偽」に満ちています。嘘ばかりを吐く憎まれっ子が世にはばかり、正直者がバカを見るというのが現実。

でも、そんなの今年に限った話じゃない。それでもなぜ「虚」か。それは、今年の出来事が、今申し上げたようなことをよく表すようなことばかりだったから。それに、今のうちにそういう目で社会を見ておかないと、後々てボクら市民は手痛いしっぺ返しを喰らうことになると思うから。だからこそ、「虚」なんです。

「虚偽」の「虚」 その1

というわけで本題。「虚」を選んだ具体的な理由を挙げていきましょう。

今年の出来事で、虚偽に満ちた社会というのをありありと見せつけたものといえば、旭化成のデータ改竄問題ですね。

虚偽のデータがまかり通ってしまったがために起きたこの事件は、旭化成が建てた住宅に住む方々はもちろん、多くの市民を不安に陥れただけではなく、我々が当たり前だと思っていたもの――安全や安心、それに信頼――を真正面からぶち壊してしまいました。

まさに、現代社会が抱える病理の縮図です。もうこの事件だけで、「虚」という漢字を選んだ理由には十分なくらい。でも、記事のボリュームが欲しいのと、ボクの悩みのはけ口にしたいのとで、まだまだ続きます。嫌ならそっとブラウザバック。

「虚偽」の「虚」 その2

他にも、東芝や東洋ゴムといった名だたる企業の不祥事が明らかになりました。

とくに東芝は、黒字会計が絶対であるという虚構が社内に蔓延し、それが実質的に社員に組織的な虚偽会計を強要したというもので、徹底的に断罪されなければならない悪質なものです。

こうした不祥事から、ボクたちは世の中に「絶対」はないということを学ばなければならないでしょう。「罪を犯したことのない者から石を投げよ」ではないですが、人間は本来醜いものですから、絶対に潔白ということはないのです。

「空虚」の「虚」 その1

今年は、大流行と言えるほどのものが、文化・芸能・娯楽の世界でひとつもありませんでした。

昨今、暗い世相を反映してか、メディアが無理矢理につまらないものを流行させる(正しくは「流行っていると誤信させる)ことが多いですが、今年はそれすらありませんでした。

なんにもない、空虚な一年。だからボクなんかのクッソつまんない旅行動画が20コメント10マイリスを達成したんです(ご視聴ありがとうございました)。

もはや市民は、メディアが立てる変な芸人やアイドルやゲームが、ただのカカシであることに気づいてしまった、と見るべきでしょうか。それとも、市民には娯楽に勤しむほどの余裕もないと見るべきでしょうか。

強いて流行りを挙げるなら、「エロ・グロ・ナンセンス」といったところでしょうか。この辺から、嫌な雰囲気を感じます。

文化が元気じゃない国の将来が明るいワケがありません。なんとかしないと……。


※追記(平成29.6.3)……

すごい今更なんですが、今思うとこの年って「スプラトゥーン」がありましたね。失礼しました。

ただ、それを除くとほとんど文化的な動きがなかったのは間違いありません。それは現在でも変わっていません。イヤな雰囲気が相変わらず社会を覆っています……。

「空虚」の「虚」 その2

今年は政治的にはそれなりの動きがあったと一般論ならいえなくはないですが、ボクに言わせればあんなの政治でもなんでもありません。

数年前から我々を混乱させているTPP問題は、所詮は権益の奪い合いに過ぎません。

賛成派は輸出による利益にぶらさがれるようになりたいだけ、反対派は保護貿易や農協の副業(実質本業?)による利益にぶらさがっていたいだけ。それゆえ、議論は関税と農業だけに矮小化されています。

議論は本題のない空虚なものとなり、結果として議論らしい議論のないまま大筋合意まで来てしまいました。ボクら市民みんなの責任です。

「虚構」の「虚」 その1

今年の政治関連で最も盛り上がったのが安保問題。しかし、なんのことはない、あんなのただの駄々っ子勝負に過ぎません。

あれは政権が堂々と嘘をついて――すなわち、「戦後レジームの脱却」(そんなもの虚構だ)などと謳っておいて、その「戦後レジーム」とやらの最大の病巣らしい日本国憲法を自ら変えないで実質的な改憲を行うという二枚舌をもって――駄々をこねて、それに市民が憲法9条が平和を守ってきたなどという虚構を盾に駄々をこね返しただけです。

お互いに虚構を振りかざして、おまけに一方は嘘まで吐いてギャーギャーと喚いた結果、声の大きい方が勝ったというだけです。

「虚構」の「虚」 その2

そろそろ鉄道の話をしないとGoogleに「サイトの本題がどこかわからない」とかでページランク下げられそうなので、鉄道の話行きましょう。

北海道新幹線の開業がついに来年に迫ってしまいました。おまけに札幌延伸の工事も始まりました。ボクら道民は、新幹線万能論とでもいうべき虚構を排除することはできませんでした。

また、今年の話とは必ずしも言えませんが、青函トンネルを新在共用という形にするというのも虚構だったということが明るみに出ました。

この問題の最大のポイントは貨物列車です(客レなんて問題外)。鉄道本来の役割である貨物列車の運行を、空気輸送の新幹線のために制限するというのですからお笑いです。しかも、ただでさえフェリーの火災を受けて貨物列車を増やさなきゃならない場面なのに、です。本来は貨物列車が来たら新幹線の方が脇にどいてひれ伏さなければならないはずです。

何が困るって、北海道の書店に新刊が並ぶのがなおさら遅くなりかねませんし、北海道の農産物が東京に着くのが競りの時間に間に合わなくなりかねません。新幹線優先ダイヤは百害あって一利なしです。

「虚構」の「虚」 その3

ボクは今年ニコニコ動画に進出しましたが、このニコニコというバーチャルスペースは見事に自己顕示欲と拝金主義に汚れた場所です。

今年、とあるゲーム実況者が豪快に炎上しました。ボクは冷笑しながらそれを横目に見ていましたが、この事件をじっくり見るとあまりに汚ならしい世界が垣間見えるというものです。

一部のゲーム実況者は「人気実況者」という偶像(=虚構)を作り、それに信者が群がる。実況者はそれによって得られる名声や金や性的快楽にすがる。彼らの活動により大きな富を得ているニコニコ動画もまた彼らとともに甘い蜜を吸い、実況者が堕ちれば見捨てて次の花を探しに行く。実に醜い世界です。

ボクはそんなものにまみれたりはしません。ボクがニコニコに行った理由はひとつ、動画を作って表現をしたいだけ。それ以上は求めていません。

「虚塵」の「虚」

虚ち~ん(笑)

てなワケでお次は野球の話題。「黒い霧事件」でなぜか無傷だった読売ジャイアンツにも、今年ついにメスが入りました。福田・笠原・松本竜の3人が野球賭博を行っていたことが判明し、笠原が凡人ではなかったことが証明……じゃなくて、野球界は再びに包まれることになりました。

読売は以前から清武問題や契約金問題などの黒い部分が露見していましたが、今回の事件でさらに真っ黒になってしまいました。

読売に限った話ではありません。球界全体にだって黒いところがありますよ……読売のそれとは比較にならないほどの巨大な病巣がね……。

統一球問題がその典型例ですね。NPBは苦し紛れの施策を連発していますが、根本的な解決にはなりませんよね?

これじゃ、俺……野球を観たくなくなっちまうよ……。

野球界には一刻も早い体質改善をお願いしたいところ。

あとこれは私事ですが、「虚ち~ん(笑)」なんて今までのボクではありえないことを言った時点でわかる通り、巨人ファンやめました。

今回の一件で頭にきたというわけではなく(復讐心は悲しみの連鎖を生むだけですよ)、それとは別の理由です。

ここ2~3年、ボクは巨人ファンを名乗っておきながら、応援どころか選手の成績確認もろくにしていませんでした。熱が冷めていたんです。一方、他球団に応援したい選手がたくさんおり、ジレンマに苦しんでいました。

だったらいっそ読売、というか特定の球団を応援するのはやめて、好きな選手を個人単位で応援しようと思ったんです。

別にアンチ読売になったワケではありませんが、ボクはニュートラルな立場から、読売を戒めたい一心であえてこう言うのです。

「虚ち~ん(笑)」

一寸先は闇

支配者は欲に溺れ、貧しい者はますます貧しくなる。文化や娯楽は低迷し、行き場のない鬱屈が社会を覆う。

状況は、明らかに第二次大戦前に酷似しています。おまけに、フランスでのテロ。

こうなると、もはや最悪の未来を想定せざるを得ません。一体何を予想しているか。言うまでもないでしょう。第三次大戦。つい5年前であればバカバカしく思われたであろうこの想定は、もはやリアルなものになってしまっているのです。

この結末がいつ来るかはわかりません。しかし、それを我々の手で回避するために、ボクらはこの記事でやったような方法で社会を観察し、行動する必要があると思います。

とんでもなく鬱蒼とした記事になってしまいました。来年は明るい話題が多いといいのですが……。

といったところで、もう相当長くなっちゃってるので、今回は終わりにします。サラダバー。

追記(平成27.12.25)……本物の今年の漢字は「安」に決まりました。

正直、憤慨しています。どう考えても「安」などではひと文字で今年の世相を説明できません。こんなに暗かったんですもの。主催者側の説明も支離滅裂で納得できません。

こうなると、政府やマスメディアによる操作の可能性すら指摘できましょう。「1984年」はもうすぐそこにあるということでしょうか。

ボクはあくまで闘い続けます。「恐怖のパレード」を少しでも遅らせるくらいの役目は果たしたいものです。

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